【剣盾S32最終109位】最終レート1971 〜豪雨蒼響水流業火〜

S32お疲れ様でした。

目標だった最終2桁には届きませんでしたが、せっかくなので構築記事を書かせていただきます。

◯結果

TN:ゆうた 最高最終R1971/最終109位

〇構築経緯

①まず全シーズン使用しているの並びは確定として、この2枚をケアした選出を強要しつつ、珠を通すのが強いのではないかと思い構築を組み始めた。

で暴れるにあたって、ダイアタックでS操作しつつでスイープする動きが強そうだった(ダイマ後サンダーの電磁波やランドロスの自爆に似た動き)ため、巨獣斬のリーチが伸びるA特化で、スイープ性能の高いこだわりスカーフで採用。

③HAザシアンはミラーにおいて不利を取るので、巨獣+ゴツメダメージで相手のザシアンを倒すことができ、また他にも苦手意識のあるジガルデやネクロズマに強いHBを採用。

④相手のカイオーガがスカーフだった場合の引き先として、また物理特殊問わず中火力のパーティであれば後出しから仕事(ステロ、歌う、TOD等)ができるHBを採用。

⑤最後に、ホウオウナットや相手のラキヌオーの崩しパターンの補強しつつ、初手ダイマ後の詰め性能もある襷枠として水を採用してパーティが完成した。

〇コンセプト

の先発ダイマからで詰める。

・崩し切るのが難しいと判断した相手にはダイマで荒らしてTODを仕掛ける。

・搦手を駆使してきそうな相手にはA特化ザシアン身代わり+剣舞で崩す。

◯個体紹介

・エースバーン@命の珠

 

性格:意地っ張り 特性:リベロ

技構成:火炎ボール 不意打ち ギガインパクト 飛び跳ねる

調整:ASぶっぱ

救世主。パーティの1番先頭に配置することで、襷枠に見せるという小細工をしつつ、珠ダイマで相手を荒らしてくれた。

前述した通り、相手がの対応に追われる分、冠環境の時よりも刺さってたのでは?と思う。

タイプ一致ダイアタックが偉すぎて、相手の後発ダイジェットに対してSを上げさせずにに繋ぐ動きが強すぎた。

また環境に多い禁伝TOP2の黒バドザシアンに仕事ができるため、幅広く選出できた。

ちなみにタイプ一致ダイアタックはHDベースのトリトドンに高確率で乱数1発。神。

・ザシアン@くちた剣

性格:意地っ張り 特性:ふとうの剣

技構成:巨獣斬 インファイト 剣舞 身代わり

調整:H236 A252 B4 D4 S12

※調整はS31最終20位のうわっきーさんの構築記事から拝借しました。

今期のMVP。今までHD、HSザシアンしか使ってこなかったが、単体としての性能はHAがダントツで高かった。

何よりも身代わりが神がかっており、初手から電磁波等で嫌がらせしてくる搦手ポケモンを嵌めたり、初手ダイマしてくるディアルガカイオーガ等の中速アタッカーのダイマターンを枯らしたりとイージーウィンを連発してくれたので、その展開が期待できるパーティ相手には初手投げしていた。

天敵のトリトドンもたいていあくびから入ってくるので、身代わり→剣舞→インファで乙。

技構成はインファのところをじゃれつくにしていたこともあったが、並びを見てかあまりにも格闘技を切ってナットレイを後出しされたので、インファに変更した。

火力もそこまで困らず、何よりも命中安定なので、正解だった。

カイオーガこだわりスカーフ

性格:臆病 特性:あめふらし

技構成:潮吹き 冷ビ 雷 岩石封じ

調整:CSぶっぱ

今期だけでチョッキ、珠、ゴツメと色々な役を担わせたが、最終的に役割がシンプルなお掃除屋さんをお願いした。

イベルタルに対してのダイアタック+潮吹きで倒す動きが鉄板で、そのあとラス1で出てくるザシアンまで貫いた時はスカーフオーガの強みを実感した。

スカーフオーガの潮吹き、冷ビ、雷と@1は自由枠だと思うので、構築単位で重すぎるヌケニンを処すため岩封にした。

終盤よくいたジガルデ+ヌケニンの並びは、びっくりダイロックでヌケニンを飛ばしてヌオーでTODする動きでほぼ全勝できた。

刺さらない相手には投げないので、多分選出された時の勝率は1番良い。

・ヌオー@ゴツゴツメット

性格:わんぱく 特性:天然

技構成:地震 あくび 蓄える 自己再生

調整:H252 B252 D4

今期初めて使用したシリーズ

展開的にザシアンに後出しするポケモンが欲しい時及びメタモン入りにもザシアンで剣舞を積みたい時に投げていた。

(ザシアンを倒す手段は一つではないので、意外と選出しなかったかも)

ザシアンに後投げ→あくびで対面操作を仕掛ける上で、

・ノーリスクで特殊アタッカーを着地させないこと

・あくびが入ってても眠る覚悟でヌオーを倒しに来た場合こっちの残り2枚でザシアンに勝てるか考えて動くこと

・交代した時に次のザシアンのじゃれつく×2を受けれるように体力管理をすること

を意識した。(使い慣れてる人からしたら基本の"き"かもしれないけど。)

蓄えるを入れることでラス1のネクロやジガルデを詰ませる働きも強く、ザシアンやコピアン以外のポケモンにも仕事が出来ることを見せてくれた。

・ラッキー@進化のきせき

性格:図太い 特性:自然回復

技構成:歌う 甘える ステロ タマゴ産み

調整:H252 B252 D4

今期初めて使用したシリーズ。化け物。

特殊受けとして選出するというよりは、中火力程度のサイクルパに嫌がらせしたり、数的有利を取ってTODルートが取れそうな相手にウキウキで選出した。

もちろんサンダーレベルのアタッカーなら余裕を持って受け出せるので、ダイマ枯らしにも貢献した。

カイオーガに対してはスカーフだった時の引き先としては用意していたが、

Dに振らないと珠ストリームを2耐えせず、2耐えしてもタマゴ産みを強要させられて、(引き読み甘えるを打たない限り)物理アタッカーを安全に着地されることから、そこに絶大な信頼を置いたわけではなかった。

ヌオーなしの選出でザシアン、エースバーン、ウーラオスと対面したら歌ってTwitterで叩かれないといけなくなるので、高火力物理アタッカーを見たら極力投げないようにした。

ちなみに珠ランドは対面からなら甘えるで受けられる。本当に馬鹿。

・水ウーラオス@気合いの襷

性格:意地っ張り 特性:ふかしの拳

技構成:水流連打 インファイト アクアジェット 挑発

調整:ASぶっぱ

初手からホウオウナットサイクルに1体で負荷をかけて、TODしたり、の後発ダイマで詰めるルートが強かった。

一方でザシアンや黒バドには弱く、相手によっては初手出ししにくいことが難点。

戦術的に初手ランドロスがかなり重いので、選出画面から"水"表記して牽制して欲しかった。

◯選出・動きのパターン

・対バドザシ

で初手荒らして、で詰めるのが振り返ると1番強かったかも?正直再現性の高い勝ちルートを持てず初手じゃんけんになってしまったので反省。

・対オーガザシアン

チョッキ・珠オーガから入ってきそうな並び(こちらのオーガに後出しできるポケモンがいない並び)であれば、で身代わりでダイマターンを枯らして後発で詰める動きを取る。

それ以外は取り巻きによりその場で選出を考えていたので、勝率は安定してなかったかも。

・対ルギア系統

or

ザシアンで身代わりを貼って、吹き飛ばしてくるターンに巨獣を打ってマルスケを剥がす→ならやり直し、ならステロ撒いて歌う、ならダイアークで落とす動きを取っていた。ルギアを突破すればメタモンに豪運引かれない限りエスバ+ヌオーの並びで有利を取れる。勝率は結構良かった。

・対イベルネクロ

で有利対面を使って、先行ダイマで暴れてでスイープしたり、

ザシアンイベル対面で中間択身代わり→ダイマで居座ってきたら巨獣、ネクロとかに引かれたら剣舞+インファでダイマを強要させて裏で詰めるといった動きでアドを取れた。

基本この並びは有利だと思ってる。

・対イベルダイナメタモン

裏にヌオーを用意して、特化身代わり剣舞でゴリ押したり、無理そうなら絡めて崩しに行った。

強い動きではあったが、ダイナがマジフレor自己再生orメタモン即引きを押すかによる択が生じることが多く、安定はしなかった。

・対受けループ

エスバとラッキーの対面を作る→ダイアタック連打で誰かは4ぬ。→ラッキーでTOD。以上。

・対ホウオウナット

で荒らしての後発ダイマでTO D。ナットを剣舞の餌にしつつそのままホウオウまで削れるため普通にも出した気がする。

〇改善点

今やそこまで環境トップではない?かもだが、バドザシやオーガザシアンへの勝ちパターンが十分でなかったため、そこを突き詰めていればもう少しレートを盛れたと思う。。

〇終わりに

前期はシーズン通して結果を出せず悔しい思いをしましたが、今期は試行錯誤しながらある程度戦えるパーティが組めて良かったです。(最終2桁取れなかったのは悔しい)

オーガ+ザシアンの並びはオワコン化が囁かれていますが、釣り効果や零度に頼らない戦い方を模索して来シーズンまで彼らと心中したいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!