【個体紹介】HD身代わり怖い顔ザシアン

 皆さんこんにちは。

 ゆうた(アシレいぬ)です。

 S35は終盤参戦からの最終日前にレート1910を達成し、ぜひ構築記事を出そうと準備しておりましたが、残念なことに思ったような結果が出ませんでした。

 最終日に構築の弱みが見つかってしまったので構築全体の紹介はお蔵入りとし、今回は特に活躍してくれたポケモンの個体解説を書くことにしました。ぜひお読みください。

 

 ちなみに前情報として、前期はグラザシオーガを基本選出とした対面構築を握っていて、

最高レートは194○

最終レートは1848で360位でした。

それでは早速紹介に移ります。

今回取り上げるのはHD身代わり怖い顔ザシアンです。

 

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103134642j:image@くちた剣

性格:いじっぱり 特性:ふとうの剣

調整:H252 A12 B20 D132 S92

技構成:巨獣斬 じゃれつく 身代わり 怖い顔 

Hぶっぱ

A 余り

B 特化巨獣+石火ほぼ確定耐え

D 臆病カイオーガの潮吹きを最高乱数以外耐え

S HDザシアン界でなるべく早く

 

 まず私は対面寄りの構築を使っていたのですが、そうなると単体パワーの高いこの環境では出し負けが致命的になります。

 具体的にはスカーフf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135129j:imageと対面したら上から縛られて超絶不利。

 ただし初手出さずにf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135151j:imageに先に展開を許すとかなりの不利展開を取ってしまうという択のような安定しない状況ができていました。

 そこでf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103134642j:imageの調整を臆病潮吹きを最高乱数以外耐えるHD型にすることで、初手出しを安定させることができました。

 

 さらに、身代わりを搭載することで遅いカイオーガディアルガと対面した場合も、ダイマ枯らし、電磁波シャットダウンをすることができ、何かしらアドを取れる仕事をしてくれました。

 

 また、怖い顔の採用意図ですが、

このf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103134642j:imageは、Sで負けているザシアンとのミラーについてはがっつり出し負けです。

 裏には眼鏡f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135129j:imageとチョッキf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135432j:imageを置いていることが多かったので、初手のミラーに負けると2体目まで削られてしまう非常に苦しい展開になります。

 そこで、特性発動順で負けていたら、怖い顔→巨獣という動きを取ることで、裏のポケモンで上から縛ることができようにしました。

 「出し負けを極端に減らせた上に、出し負けてからでもイーブンに近い展開に戻すことができる。」これが非常に大きかったと思います。

 また、黒バド相手も同様で、HDに振った副産物としてC+1アスビを耐えるので、怖い顔+巨獣+裏のポケモンで全抜き体制を防ぐことができました。

 もちろん展開有利を取れる動きではないですが、f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135151j:imageを選出せずとも黒バドにテンポを取らせない働きがとても強かったです。

 

 またこの構築は同じく出し負けが少ないチョッキf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135432j:imageから入ることも多かったのですが、出し負けであるf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135129j:imageとの対面ができた時は、晴れf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103134642j:imageザシアン引きをしていました。スカーフ潮吹きなら30%くらい、眼鏡潮吹きでも40%強しか入りません。

 そうするとこの技構成が光ります。

 f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103134642j:imageのじゃれつくは無振りオーガに9割ほど入るので、

①裏に引かれる場合

→裏にじゃれつくを入れて負荷をかけられる(HBルギアには受けられますが、こいつが構築に初手グラードンは投げていないのでこの展開にはなりません。)

 

②スカーフの場合

→そのままじゃれで9割削って次のターン身代わりの起点にしながら突破する。

 無理矢理ダイマを切られても次の晴れストリームは余裕で耐えるので、ストリームを見てから身代わりを押してダイマターンを枯らし、裏のポケモンの圏内まで削って退場できる。

③眼鏡の場合

→上からじゃれが打てるので、そのまま居座られたら②と同様身代わりの起点、ダイマしてきた場合はじゃれ+巨獣で大幅に削って裏の圏内に入れて退場。

④それ以外の型の場合

→実際なかったけど晴れてるからとりあえず有利やろ(テキトー)

 こんな感じで特に②の動きを取れた時はほぼ勝ち確とも言えるルートでした。

 また身代わりを残しながらオーガを突破→死に出しからザシアンや黒バドを出された場合、上を取られていても身代わりを盾に怖い顔を絡めて眼鏡f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135129j:imageに繋ぐことができるので、相手に試合を返されることもほとんどなく安定してました。

 

※余談ですが、この怖い顔は最終日初手ダイマサンダーにもめちゃくちゃ活きました。

 

 ザシアンで削りきれなければ、裏の眼鏡オーガで縛りに行くというオプションが、シナジーも生んで立ち回りの幅も広がって強かったと思います。

以上、

・出し負けが極端に少ない。

・出し負けても展開をイーブンに戻す最低限の仕事をできる。

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135129j:imagef:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135432j:imageという中速高火力アタッカーとの相性が良い。

ことで大活躍してくれたザシアンの紹介でした。

最後までお読みいただきありがとうございました!