【剣盾S33最終73位】最終レート2004 〜last danceオーガザシアン〜

S33お疲れ様でした。

現環境最後のシーズンということで、7ヶ月共に戦ってきたオーガザシアンとともに有終の美を飾るため頑張ってきたので、R2000を達成できて嬉しいです。

◯結果

TN:ラストダンス 最高最終R2004/最終73位

〇構築経緯

の型は色々と試行錯誤している中で、水無効勢にストレスを感じないかつ汎用性も失わないHB瞑想残飯型が1番使用感が良かったので採用した。

は先月使ったA特化の火力が病みつきになり手放せなかったのでHAで採用した。

(実際HBとの相性は抜群に良かった。)

③HAはミラーやメタモンに弱いので、ゴツメダメの削りでサポートしつつ、コピられた時の受けも行えるを採用した。

④HBの弱点として、電気技を入れるスペースがないので、相手のカイオーガが死ぬほど重くなる。

ただ、パーティ的に対策枠を設置する余裕がなさそうだったので、カイオーガは対面的に処理することを考えた。

そこで、特性の発動順でスカーフ型か否かの判別からの両対応の動きが取れ、オーガザシアン軸自体にも比較的刺さりの良いプレッシャー珠を採用した。

⑤ここまでだとバドザシ軸に勝てないので、黒バドの対策枠を置くことを考えた。

今期中盤まではガオガエンや襷エスバを試していたが、それでも初手じゃんけんになったり、展開次第ではガオガエンも黒バドに貫かれてしまうためいまいち安定しなかった。

そこで難しいこと考えずにバドザシ相手には壁を貼ったら良くね?と思い立ち、オーガザシアン使いの強者であるなみへいさんに教えを乞い、クソ鍵ことを採用することにした。

このポケモンはまきびしを撒けるのが強く、まきびし2回でヌオーがの戯れに後出しできなくなったり、HB黒バドもまきびしダメ+特化巨獣で落とせたりするところがオーロンゲとの差別化点で採用ポイントであった。

⑥最後に、黒バド+ホウオウなど、クレッフィが出せない試合にもバドの全抜き体制を止めれるポケモンが欲しかったことと、ここまでヌケニンやルギアが死ぬほど重かったことから、初めてレベルでを採用した。

は今までで1番刺さり悪かったので解雇。

◯個体紹介

@食べ残し

性格:ずぶとい 特性:雨降らし

技構成:熱湯 冷ビ 瞑想 身代わり

調整:HBぶっぱ 余り確かD

この型の強みと言えば、トリトドンやラッキーに強いところだが、それ以上に耐久力及び残飯による場持ちの良さでサイクルを回せるところが強かった。

また弱点を突かれない物理アタッカーであれば無理矢理瞑想を積むこともできるので、裏にゲロゲやトドンがいても択になることなく強気に瞑想を押すことができた。

水技はサイクルの中で上振れを引ける熱湯で、ナットも焼けばタネガンに対して身代わりを残せるので、かなり負荷をかけることができる。

ここ数シーズンで1番選出できて楽しかった。

@くちた剣

性格:いじっぱり 特性:ふとうの剣

技構成:巨獣斬 じゃれつく 聖なる剣 剣舞 調整:H156 A252 B0 D0 S100

H余り

A特化

S HAザシアン界でなるべく早く

A特化万歳。

のまきびしと合わせることで、ワイボを切った願望ポケモン以外の受けが成立しなくなるので、天敵ヌオーもサイクル下で崩すことができた。

また特化+剣舞が化け物すぎて、HBサンダーも豪運引かれない限りは怖くない。

ザシアンミラーはまきびしやゴツメのサポートに頼ることにしたので、巨獣+石火耐えを諦めて耐久を大幅に削り(実数値187)、バドザシ軸のHAザシアンをまきびしダメと合わせて上から縛れるSライン確保を試みた。

壁下のダメやへのダメで性格意地が確認できた瞬間、上取れてる前提で展開を考えることができたのが本当に使いやすかった。

技構成は壁との相性が良い剣舞でナットを崩し切ることが難しい以上、その役割を任せたかったので格闘技を入れた。

ナットレイに関しては対面で鉄壁されたりのろいされたり、またヨプ型でインファの耐久ダウン込みでザシアンを対面処理されることがあったので、それらを全て回避できる聖なる剣にした。

石火が欲しいことももちろんあったが、基本相手のザシアンは巨獣+ゴツメやまきびしなどの定数ダメで倒す前提で考えていたので、あってもそこまで打つ頻度は多くなかったと思う。

@ゴツゴツメット

性格:わんぱく 特性:天然

技構成:地震 欠伸 アンコール 自己再生

相手のザシアンにゴツメダメを入れつつ、欠伸ループで対面操作してペースを作るのが強くて楽しかった。

特化剣舞とかいう化け物をコピられてそれを制御できる唯一無二の存在。

技構成にアンコールを入れたのは、ノーウェポンルギアの身代わりに合わせたら勝てることない?と思ったため。(←多分勝てない。)

結果的には身代わりや積み技に合わせることで起点回避でき、即引きをすることで、ヌオーが苦手な対面からでもこちらのテンポに戻すことができて役立った。

特にジガルデはで積ませられるが、逆こちら側も有効打がないため、身代わりのタイミングでアンコールを合わせて裏から攻めに転じる動きをとった。

@命の珠

性格:臆病 特性:プレッシャー

技構成:10万ボルト、暴風、身代わり、羽休め

調整:CSぶっぱ

対オーガザシアン用。

オーガザシアンミラーは初手にカイオーガから入られることが非常に多いため、特性を判定してスカーフ→ダイマ、スカーフ以外→ダイマ枯らしの身代わりの動きを取るようにした。

ダイマを切られた場合はダイアタックを打たれると対面勝つことはできないが、最悪ウォールを挟めば3ターンダイマを枯らすことができるので、裏の圏内に入れるくらいの仕事はできる。

オーガザシアン軸とヒトムのいないイベザシ軸以外には通りの良さを感じなかったので、そこまで出さなかったかも。

@光の粘土

性格:わんぱく 特性:いたずらごころ

技構成:イカサマ、まきびし、リフレクター、光の壁

調整:H252 B76 D180

※調整はなみへいさんのものを参考にさせていただきました。

HB:壁下でザシアンの特化巨獣乱数で2耐え

HD:壁下でカイオーガの珠ストリーム最高乱数以外耐え

→自分の場合珠カイオーガを仮想的としていなかったので、もう少しBに厚くしても良かった気がするが、使用感は良かったです。

バドザシ軸には100%選出した。

両壁貼れれば御の字だが、そこまでさせてもらえなくても片方壁があればの瞑想の起点を作れる。

また相手が壁ターン稼ぎしてる間にまきびしを巻いて負荷をかけることができて強く、バドザシ軸がラキヌオー選出をしてきた場合もまきびしの定数ダメと合わせてザシアンで崩すことができる。

今まで壁展開は避けがちであったが、

・壁ターンの管理

・まきびしを何回撒けばいいか

を切っていいか、即引きして再展開できるように取っておくか

など、非常に考えることが多くて勉強になった。

特にダイウォールを絡めて壁を枯らされることがあるなどターン調整が難しく、このポケモンの使いこなすまでにかなり時間を要した。

あとは先ほども述べた通りまきびしを巻きまくっての全抜き体制を作れるので、受けループにも選出した。

@弱点保険

性格:いじっぱり 特性:すなおこし

技構成:かみくだく ロックブラスト、炎のパンチ、ステルスロック

調整:HAぶっぱ余りD

が選出出来ない時に黒バドの一環を切るために入れたが、この技構成にすることでホウオウやナットレイも破壊することができ、バド鳳凰構築には滅法強く出れた。

また別の役割対象であるルギアやルナアーラに強く出るためにもステロを入れたかったので、チョッキ以外の持ち物を考えていたところ、これ弱保あったらカイオーガに勝てることね?と思い立ち試しに持たせたところ、かなりの割合で潮吹きを打ってもらえたので、このまま定着した。

ほぼ切っていた、が出せない禁伝+オーガの並びだが、バンギオーガの対面を作って無理矢理ダイマするという最終盤の一発芸みたいな処理ルートでオーガを倒して少し勝ちを拾えて良かった。今まで相手依存の弱弱アイテムだと思っててごめん。

○選出

・対バドザシ

オーガザシアンのどちらを通すかは展開見て考える。瓦割りマンと時間稼ぎやターン管理の達人以外にはわりと勝てた。

・対オーガザシアン

or

とりあえず出し負けはしないから入って、オーガの型を判別する展開を狙う。

にするとラス1スカーフオーガの潮吹きで貫かれるので、並び的にオーガがスカーフ持ってそうなパーティだったらクレッフィ、チョッキか珠っぽかったらヌオーといった選出をしていた。勝率5割5分くらい?

・対イベザシ

→ガブがいる場合は初手

ヒトムがいなければ@1

みたいな感じで正直並びを見て誰でも出せた。

有利構築で勝率はとても良かった。

・対ルナアーラやルギア系統

or

オーガザシアン使いは苦手意識のある並びだと思うが、でステロ撒きながらを通す動きで結構戦えた。

・対イベルダイナメタモン

基本的には瞑想残飯を通して勝てるが、なんか毒を持ってそうな感じがしたらに引いて様子してサイクルの中で崩す。

ザシアンもA特化で剣舞があるので、ムゲンダイナには強く出れたと思う。

・対純受けループ

でまきびし撒きまくってを通す。達人受けルーパーは初手からこの動きに気付くので勝ち切れない試合もあったが、勝率は悪くなかった。

・対バドホウオウ

→黒バドと取り巻きにいるランドに全抜きされないように立ち回れば基本を通して勝てる。餌構築だと思ってやっていたが、多分くろこさんには勝てない。

・対イベルネクロ

or

基本はとネクロの対面を作って瞑想→トドンを身代わりで嵌める展開を作った。

トドンが地震媒体でダイアースをしてくると崩し切るのは困難なので再展開するが、そこで展開作りに失敗してサイクル負けしてしまうこともあったので、思ったほど勝てなかった。

・ジガルデ系統

→ジガルデはで誤魔化しながら、通すために気合いで頑張った気がする。

○終わりに

思い入れのある禁伝2体ルールの集大成ということで、今まで以上にモチベMAXだったので、レート2000&最終2桁という結果が出せて嬉しいです。

特に4ヶ月目くらいからオーガ+ザシアンへのメタが激しく上手くいかないことも多かったですが、諦めずにこの2体で7ヶ月戦い抜き有終の美を飾ることができて良かったです。

○Special thanks

クレッフィの調整と立ち回り等を教えてくれたなみへいさん(孵化余り恵んでくれたケムリさんも笑)

・どんどん強くなり師匠にプレッシャーをかけてくれた弟子のみんな

・R2000取るために一緒に切磋琢磨してくれた水御三家や某18鯖の皆さん

・応援してくれた皆さん

本当にありがとうございました。

僕個人的には、このシリーズの7ヶ月を通して仲良くなれた方も多いので、非常に思い入れのあるルールになりました。

今月からはSNS低浮上気味になってしまますが、今後ともよろしくお願いします。