自己紹介

どうもゆうた(アシレいぬ)です。

初めましての人は初めまして。

このページでは簡単に自己紹介をさせていただきます。

 

〇年齢、経歴等

20代後半の社会人。職種は秘密。

2022年11月に結婚しました。

中高ではサッカー部、大学ではサッカーサークルに所属していました。

他のスポーツはできません。

 

〇趣味

ポケモン対戦、ランニング、フットサル、アニメ、漫画

 

ポケモン

・2~4世代→ストーリー勢

・6~7世代→ORASとUSUMのみプレイ

       ストーリー+バトルタワー対戦勢

・8世代→ランクマS12からプレイ。

     25歳でネット対戦を始める。

・9世代→ランクマS2.S11以外全て参戦

 

〇推しポケ

アシレーヌカイオーガ、イーユイ

 

〇9世代TN

アシレいぬ、他毎月変わる

 

〇対戦実績

8世代

S29 最終62位

S30 最終101位

S32 最終109位

S33 最終73位

葉桜杯(オンライン)ベスト4

LiBornOFF3準優勝

 

9世代

S4  最終64位

S5  最終61位

S6  最終21位

S9  最終45位

S17最終21位

第4回竜舞オフ準優勝

 

〇最後に

性格は至って温厚、穏健派です。

下ネタとブラックジョークは好きです。

 

皆様どうぞ仲良くしてください。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

       

ポケモン対戦って社会人の趣味として意外と向いてる説

 みなさんこんにちは。ゆうた(アシレいぬ)です。ふと思い浮かんだ内容をとても記事にしたくなったので書きます。

○導入

 ポケモンSVも発売から1年半以上経ちましたね。禁伝環境になり、SV対戦環境も折り返しを迎えたところでしょうか。

 同時に私事になりますが、「ポケモン引退を覚悟したプロポーズ」からもうすぐ2年経ちます。次のライフステージに進むということで、当時はこの熱量で対戦続けるのは難しいだろうと思っていたんですが、蓋を空けてみるとなんか今の方が強くなれた気がします。

 剣盾の時は末期にレート2000を3回と最終2桁を2回達成したんですが、SVではレート2000(剣盾末期ほどの難易度はないですが)を15回、最終2桁を5回達成と、客観的な数字を見ても結婚してから更にプレイヤーとして成長できたんじゃないかなと自負しています。

 ではこの裏には血の滲むような努力が…と言われるとむしろ逆で、SVシーズン1の反省から「ポケモンに命を懸けすぎて他の事が疎かになるような生き方はやめよう」と決めています。

 じゃあ何が噛み合ってコンスタントに最前線に近いところで戦うことができているかってことで、自分の取り組みを披露する記事に仕立てようと最初は企てていました。

 ただそれっぽいことは去年記事にしたので、今回は少し違う視点から、「もはやポケモン対戦って社会人・既婚者に不向きなゲームじゃなくない?」という意見を書かせていただこうと思いました。

 自分がネット対戦を始める遥か前の学生時代そうだったのですが、当時は個体厳選の難易度も高かったらしく、「一生懸命構築とか調整考えて厳選して育成して対戦しまくるなんてポケモン廃人全て投げ売ってるだろ」というイメージを持ってました。実際今でもそれに近い認識を持ってる方は多い印象で、ランクマッチが朝9時に終わる(実際これはやめてほしい)ということで、社会人しながらは無理ゲーみたいな声が聞こえてくることがあります。

 ただ自らが対戦勢として3年半ほど真面目に取り組んだ上で、もう時代は変わったんだということを主張したいと思います。

 本記事では、ポケモン対戦は年齢問わず結果を出せるチャンスがある素晴らしいゲームだ」という点を中心にまとめる形で構成したいと思います。

 

○前置き

 先に言っておくと、僕は「ポケモン対戦は頑張り次第で社会人でも既婚者でも誰でもできるで!」と言っているわけではありません。人によって様々な生活環境があると思います。

 あくまで、「世の中のあらゆる趣味(他ゲーム、ゴルフ、キャンプ、釣り、音楽等)と比較して意外と手軽に取り組みやすい類のものなんじゃないか?」っていう意見です。

「自分は子育てとか仕事で人より忙しくで時間が取れないから、ポケモンなんてしてる暇ない。だから向いているとは思わない。」と言われても、

「それはポケモンがどうこうではなくて、趣味自体に時間を割けてないだけですよね?」って話になります。

 また、自分の経験から述べるので、ポケモン対戦=ランクマッチで目標としている順位・レートを目指すことを楽しむもの」という前提で話をしていきます。そうではない楽しみ方をしてる人から見たら少し的外れな部分も生じてくるかもしれませんがご了承ください。

 

では次章から本題に入ります。

 

ポケモン対戦が社会人の趣味に向いていると思う理由(4選)

①Switchを起動していない時間にできる準備がたくさんある。

これはでかいですね。

具体的な流れをで言うと、

・使いたいポケモンや軸を考える↔︎構築記事を読んで勉強する

(どっちが先でもいいと思うので↔︎を使用。)

・試合展開をイメージする

・きついな〜と思うポケモンや並びへの対策を考える

 

 ここまではSwitchなしでできちゃうわけです。

自分自身の話をすると、僕は会社に行くために毎日往復で1.5時間ほど電車に乗っていますが、上記はこの間にやるようにしてます。家でSwitchを開いて対戦する時間はあくまでその「答え合わせ」です。

 通勤電車に限らず、昼休みやご飯を作ったり、洗濯物を畳んでる時間でもいいです。このようなふとした時間に「ここをこうすれば上手くいくんじゃないかな?」と案出しをできます。

 平日は1〜2.5時間くらい対戦をできる時間があるのですが、あらかじめ試したいことを決めておくことで、ただなんとなくプレイするよりも格段に質を上げることができます。

 もちろん最初からこのスタイルでできていたわけではないので慣れは必要ですが、逆に慣れればできるようになる範囲だと思います。頭の回転の速さや身体能力は不要です。

 このように、ゲームのプレイ時間以外のところで勝つための取組をできる点は非常に大きいんじゃないかなと思います。

 エアプですけど他ゲームのスマブラスプラトゥーンやapexだとポケモンよりも実践のウェイトが大きいイメージです。

 

②24時間のうちいつプレイしても良い

 これはポケモンがっていうよりはゲームとその他の趣味との違いになりますが、例えばキャンプやマラソン、釣りなどアウトドア系の趣味と比べて、オンライン対戦は天候や時間に左右されません。ネットを繋げばいつでも対戦相手がいます。

それもあって平日も無理なくできているみたいなところありますね。

1時間くらい暇になるな〜と思ってプレイした試合の積み重ねがシーズンの結果に影響したりしますからね。

「やりたい時にできる」は趣味として非常にポジティブな要素なんじゃないかなと思います。

 

③1ヶ月フルで頑張らなくても良い

 これは一長一短ある部分ですが、個人的にはとても助かっています。

極端なことをいうと、「1ヶ月のシーズンのうち、終盤だけ頑張ればなんとかなる。」と思ってます。まあこれは本当に極端な言い方で、厳密には「同じプレイ時間でも序盤と終盤では重要度が違いすぎる。」ってとこでしょうか。

 ポケモンランクマッチは月の最終日時点の順位を競うゲームなので、正直序盤のレート増減自体はあまり意味がないです。プレイヤーたちもそれはわかっていて、序盤は数日サボったくらいで不利になるほど全体のレートは上がりません。

 もちろん序盤にも構築を考えたり、使いたいポケモンの練習をしたりと色々やった方が良いことはありますが、この期間特段力を入れなくても成立する競技ってあまりないですよね。スポーツだと何日かサボるだけで体力は落ちるし、ポケモン以外の瞬発力がいるゲームはちょっとやらないだけですぐ下手になりそうだし。

 またポケモンランクマッチにおける「序盤」の長さもポイントで、「対戦のレベル」、「重要度」といった尺度を用いて僕の体感で定義すると、20日くらいまで序盤って読んでいいんじゃないかと思ってます。逆に言えば20日くらいから中盤→終盤にかけて対戦のレベルがどんどん上がっていくので、「ここで勝てるかどうか」というのが何よりも重要になります。

自分の取り組み方を例に挙げると

1日〜10日…ほぼやらない(というより疲労でやる元気がない)

11日〜20日…試運転を始めて最終日の軸を決めていく。対戦はぼちぼちやるだけ。

21日〜26日…微調整してブラッシュアップ。対戦はまあまあ頑張る。

27日〜最終日…とにかくめっちゃ頑張る。

みたいなメリハリをつけたサイクルでやってます。常に全力で頑張ることよりも、頑張りどころを見極めることが重要なんだと思ってます。あらゆる犠牲を払ってポケモンをやってるって感覚がない理由としてこれが1番大きい気がします。

ただ、上位の環境を掴んだり、質の高い対戦で経験値を得るためにもある程度レートは高いところにいた方が良いと思うので、サボりすぎには注意です。

 僕はこのゲームに対して最終盤はわりとピリピリしながら取り組むので、最終日が終わるとこんなゲーム辞めたくなります。ただそこで一旦辞めてもいいんです。一旦辞めてNetflix観たり他の趣味に切り替えたところで大して不利になりません。真剣勝負なので時には自分に鞭を打つことが必要になるゲームではありますが、その分休めます。ポケモンは命をかけなくてもそれなりに勝てるようにできているゲームです。

 逆に月末ほど仕事が忙しい人には難しかったりするので、終盤のウェイトが多いことに関しては一概に良いとは言えない部分はありますね。

 

④瞬発力や頭の回転が衰えても勝負できる

 私は今年29歳になりましたが、学生時代と比べると身体の衰えは感じますし、瞬発的な頭の回転も少し落ちたな〜と思います。

 ポケモン対戦って潜り続ける体力も必要なので身体の衰えは打撃になりますが、それでもスポーツとか他の反射神経のいるゲームと比べると勝負にならないなんてことはありません。技選択の時間は45秒もありますし、指が動けば誰でも同じ技が出せます。

 「頭の回転、瞬発力、身体能力」といった年々衰える要素よりも、「思考力、試行錯誤で得た経験則、メンタル」といった年齢関係なく磨ける要素で戦えるゲームは結構社会人に合ってるんじゃないかと思います。

 

○終わりに

 個人的な考えとして、ポケモンランクマッチは最後まで試行錯誤を続けた人間とメンタルが強い人間勝つゲームだと思ってます。もちろん抜群のセンスで勝っているタイプの方もいますが、基本的に最上位で戦ってる人間はポケモンに対する努力を惜しんでいない印象です。これはポケモンに費やせる時間がある人にしかできないことではなくて、ここまで述べたように工夫や習慣次第で多くの人に可能性が開かれているものです。

 若いポケ勢の方たちには、この記事を読んで大人になっても趣味としてポケモンを辞めなくて良いと喜んでもらえれば嬉しいです。こんなクソゲーできることなら辞めたいと思ってたらごめん。実際クソゲーな側面はたくさんあるから君は間違っていない。

 社会人ポケ勢の方たちは、これからも一緒に頑張りましょう。少しでも自分の記事が励みになると嬉しいです。あと僕がポケモン対戦という薬物に侵されているだけなので、趣味なのに暑苦しいなと思われたらごめんなさい。

 今高い方のロムが800位で使う禁伝も定まってなくて絶望的ですが、記事でこれだけ偉そうに言ったからには最後まで考えることをやめずに頑張ります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

SV S18最高R2096 最終360位 〜無念大泣きミミオーガカイリュー〜

みなさんこんにちは。ゆうた(アシレいぬ)です。

S18お疲れさまでした。

最後勝ち切れなくて構築完成度自体にも納得いっていなかったので、記事を書く気にならなかったのですが、あまりにもカイオーガ軸の構築記事が少なくて僕が出せば少し注目してもらえるかなという浅はかな理由だけで執筆することにしました。

まずは使用していた並びです。

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240603171854j:image

 

●結果

TN アシレいぬ 最高2096 最終2013
TN unluck 最高2094 最終19後半

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240603171910j:image

unluckロムの方は最高地点のスクショしてないですが、詐称でも西暦でもないです。

 

●構築経緯

①禁伝環境1シーズン目ということで、剣盾で全シーズン戦った相棒のf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240603174154j:image軸を握ることにした。

②環境トップに速いポケモンが多すぎてカイオーガを常に下から動かすのは苦しかったので、それを逆手にとって「トリックルームf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240603180403j:image」を採用。

ミミッキュがトンボルチェンを絡めたミラコラ+クッションサイクルに弱いので、交代技の上から神速を打つことでダメージレースで有利を取れる「鉢巻f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240603180458j:image」を採用。

カイリューが拘った時の霊タイプへの引先として相性がよく、ミライドン、カイオーガに無理なく投げれそうな「オボンf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240603180528j:image」 を採用。

カイオーガの型について、カイリュー+ドオー@1に組み込む際 、相手の霊テラパオジアンに厚くしないといけないと感じたので、「HBゴツメ型」に決定。

⑥このままではパーティ全体のSラインと崩しが要素足りないと思ったので、「剣舞f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240603180616j:image」を採用。

⑦最後に純正受けループやアマガラッシャグライドオーあたりが同居する並びを崩せる気がしなかったので、「残飯身代り鬼火祟り目f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240603180647j:image」を採用して構築が完成した。

 

●個体紹介

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240603174154j:imageゴツゴツメット テラスタイプ:草

性格:図太い
調整:H236 B236 C4 D28 S4
HB:できるだけ高く
C:余り
D:黒バドのアスビ×2を耐える乱数が結構変わる(89%くらい になる)かつ瞑想意識の偶数
S:ゴツメオーガミラーが多かったので無振りを抜くための4振り
技構成:波乗り 冷凍ビーム 雷 瞑想

 

HBに厚くして瞑想を搭載することで
初手対面駒、クッション、積みエースをやんわり担える数値の化け物になった。

対面駒としては、初手襷物理やコライドン、キラフロルに有利寄りに動ける。

クッションとしては、
初手カイリューパオジアン対面鉢巻ノマテラ神速→霊テラケアでクッションとしてぶつけることで
比較的安全な動きでカイリューの神速を1発以上温存できる。聖剣だとゴツメで倒せておいしいけど氷柱でも耐え。
(ミライドン軸に投げるときは一番残す価値の低いポケモンになってしまうので、すまんけどめっちゃ雑にあと投げしてた。)

またカイオーガをチョッキゴリランダーで見てくるサイクルくらいなら、有利対面で先に瞑想を積む→テラスを切って試合を決めるエースになれる。

このように広く浅く試合展開に応じた仕事ができるのは禁止伝説ならではのスペックだと思った。
レギュFまでそんなことできるポケモンはいなかったので、シーズン途中はやはり感動していた。

一方で「広く浅い働き」は禁止伝説に負わせるタスクか?というの は疑問なところで、上位で結果を出していたミラコラ、ザシアン、バドレックスのように"禁止伝説自体を通すというコンセプト"をカイオーガ軸に見いだせなかった時点で構築としてのパワーは頭打ちになっていたのかもしれないと思った。

テラスタイプはゴリランダーに強めで、かつ構築全体で胞子や宿り木をシャットダウンする手段に乏しかっ たのでそれを意識して草。

 

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240603180403j:image@命の珠 テラスタイプ:フェアリー

性格:意地っ張り
調整:H228 A252 S28
H:珠ダメ効率
A:火力出すため特化
S:あまり

技構成:じゃれつく 影打ち 呪い トリックルーム

非テラスであればミラコラ黒バドに強い行動保障の鬼。
炎オーガポンが環境から激減したのでかなり動きやすくなった。

上記禁止伝説に加えてパオカミにも有利寄りなので、直線的な相手にはトリックルームを絡めながら異常な強さを発揮する。

特に後述するカイリューと相性が良く、トリックルームから繋いだり、黒バドにテラスを切らせて鉢巻ノマ テラ神速を通す動きは鉄板であった。
アーマーガアとハッサムはきついが、ヘイラッシャには呪いを打つ ことで鉢巻カイリューとの役割集中が成立する。

スタンパに組み込むトリックルームは非常におしゃれである(持論)ものの脆いところがあり、
あくまでカイリューカイオーガのような中速アタッカーに繋ぐ運用であったため、相手の裏からヘイラッシャやディンルー、遅いウーラオスが出てきたときなどは裏目ってしまった。

試合展開や@2からラス1が割り出せることもあったが、やはりギ ャンブル感覚でトリックルームを張らざるを得ない場面が多かったので、
普通に剣舞+ゴースト技で鋼タイプにも腐らないアタッカーにした方が良かったかもしれない。


f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240603180458j:image@拘り鉢巻 テラスタイプ:ノーマル

性格:意地っ張り
調整:AS252 余りH
鉢巻カイリューミラーが多かったためSぶっぱ

技構成:逆鱗 地震 神速 空元気

もはやこの構築のエースであり、カイオーガに神速圏内に入れるためのサポートをさせる怪物。
序盤のサイクル構築がこいつ一匹で崩壊していたので、最後まで信用して使ってしまった。

カイオーガの天敵であるミライドンにどうにかして勝つルートとして、カイオーガが足を引っ張るor一般枠3枚のサイクルで勝機は見い出せず、カイリューのノマテラ鉢巻神速+パオジアンの不意打ちしかないと思っていたのでとにかくミライドン入りには初手から投げて神速をぶつけにいって いた。

また殴るために切るノーマルテラスが上手くかみ合って霊技を無効にできるので、型やテラス次第で対応方法が異なる黒バドに対してはミミッキュと合わせた処理がかなり安定した。

技構成は、この型のカイリューの本体とも言える最強技の「神速」、最大火力を出せる「逆鱗」、鋼に打つ「地震」は確定として、@1はホウオウや毒菱を餌に低速サイクルを破壊できる「空元気」 とした。

受け崩しとして入れたドラパルトがホウオウにだけは弱めだったので、そこに厚くしたS振り+空元気採用は非常に偉かった。

一方で最終版ハッサムの枠がアーマーガアになったことに関しては死活問題であった。
ハッサムに神速で拘る分にはパオの圏内に入れれるので良しとできるが、アーマーガアは厳しいって。)

 

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240603180528j:image@オボンのみ テラスタイプ:鋼

性格:わんぱく
調整:H156 B244 D108
HB:カイリューの鉢巻地震やパオジアンの陽気氷柱を確定で耐える。
H156振りはりあんがおすすめしてたパクリだからよくわからない。おそらく残飯持たせたときの効率。
技構成:地震 欠伸 ステルスロック 自己再生

ミライドンに強いと見せかけて実際打ち分け氷テラバや眼鏡流星群が受かってない上にエレキフィールドで欠伸が腐るので、どちらかというとカイオーガ軸やハバタクカミさえ止めればカイリ ューを通せそうな並びに投げた。

鋼テラスはたまたまボックスにいた親名おすかる個体を使っただけだが、日食ネクロズマ、Bキュレムのようなマイナーエース禁伝の考慮外のストッパーになれるのが偉いのと、こいつにテラスを残せそうな並びならザシアン軸に投げたりもした 。

HBに厚くすることで陽気パオジアンの氷柱落としを耐えるので、まさになんでも1発耐えるカバルドンみたいなポケモンになった。

逆にHDが若干薄いので、オボンのみを持たせてミライドンの流星群を1回は受かるようにした。

カバルドンと違って考慮外の身代りに無力すぎてよく戦犯になるので、終盤はそこまで信用して投げることはしなかった。


f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240603180616j:image@気合いの襷 テラスタイプ:氷

性格:陽気
調整:AS252 余りB

技構成:氷柱落とし 剣の舞 瓦割り 不意打ち

強くてかっこいいポケモン
少し前まで嫌いなポケモンランキング1位だったのに剣舞で相手を破壊しまくるのが強すぎて今期はまじで惚れた。

上からの蜻蛉+受けがしょうもないのであまり初手からは投げず、前衛で荒らしてからのスイーパー兼サイクル破壊の役割を担ってい た。

技構成は、
最大打点で怯みのおまけ付きの「氷柱落とし」、再現性のある崩しができる「剣の舞」までは確定。

先制技はミライドン軸にいるハッサムやテツノツツミへの打点となる「不意打ち」
@1はパオジアンミラーで困らない+壁展開を破壊する「瓦割り」とした。

当初はホウオウやアーマーガアに打つ電気テラバーストにしていたが、カイリューにテラスを切りすぎて技スペが無駄になっていたので、 相手のパオジアンを見ても投げやすい格闘技を入れることに。
闘技の搭載意義って9割これで威力多少落ちても変わらんくね? と気づき、重かったオーロンゲをカモれる瓦割りにたどり着いた。

ホウオウに対しては剣舞+氷テラス氷柱落とし」でテラス関係なく破壊できることに気づいたので、テラスタイプは氷とした。

オーガ軸を1から組み直すとしても、こいつだけは真っ先に当確で良いと思えるくらい使用感の良かったポケモン


ドラパルト@食べ残し テラスタイプ:虫

性格:むじゃき
調整:H236 A4 B52 C4 S212

※調整はS15で44位だったゴンさんのものから拝借しました。

技構成:ドラゴンアロー 祟り目 鬼火 身代わり

相手視点誰で受けてよいかわからない崩し枠。
優秀なSラインにより多くのポケモンの上から動けて鬼火が刺さる相手が多いので、身代りで起点にできそうな相手がいればスタンパにも投げていた。
(前期1位のザシアンが通るかヘイラッシャをゴチルゼルでキャッチするかの2択を迫るに近い考えで、ヘイラッシャ入りにパオジアンを投げやすくなったのは良かった。 )

テラスタイプはグライオンやドオーの地震とヘイラッシャの雪雪崩の両方に身代りを残せる最強タイプである「虫」
テラピースが駄々余っており、ノーリスクで試せた点も最強であった。


●選出・立ち回り

VS黒バド軸
カイオーガミミッキュカイリュー
※ゴリランダーがいる場合はカイリューから入ることもあった。
ミミッキュで黒バドにテラスを切らせてカイリューの神速を通すのが理想ルート
有利寄りなので7割は勝たないといけない相手。

 

VSミライドン軸
カイリュー+パオジアン+カイオーガorドオー
カイリューの神速+パオジアンの不意打ちでミライドンを縛りたい 。
物理アタッカーにはカイオーガをぶつける。
ハッサムがゴツメになってから剣舞パオジアンが相打ち取られてスイープしきれなくなってしまったので、まじで最後負けまくった。

最終日の勝率4割切ったかもしれない

 

VSコライドン軸
カイオーガカイリューミミッキュorパオジアンが多かったが取り巻きが豊富なのでかなり雰囲気で投げていた。
カイオーガがコライドンに弱くない型のおかげで相性は5分以上にはできた。
パオカミコライ選出相手ならトリックルームが通る。

 

VSザシアン軸
カイリューカイオーガ+パオジアンorドオー
ザシアン軸はザシアンでパオジアンを見れるので@2がパオジアンに薄い。
かつカイリューの神速のストッパーもだいたいザシアンなので、神速連打とカイオーガのゴツメでザシアンを削りまくってカイリューの神速かパオジアンを通すことを意識した。
それが難しそうならドオーの鋼テラスで見ることもあった。
ちなみに最終盤のザシアン軸はハバタクカミから入られまくってコンセプトが崩壊した。


VSホウオウ軸
カイオーガカイリュー+パオジアン
オーガホウオウ対面テラス切らせてカイリューバックから試合スタート。
嚙み合い要素はあったが、だいたい先にテラスを切ってくれるので、概ね有利なサイクルを作れると思っている。
最後は剣舞パオジアンで締めるので理想ルート。
前衛2枚でテラスを切らなくて良い試合なので、パオジアンに氷テラスを切れる。

勝率8割はあったと思う。

 

VSテラパゴス
まじでよくわからんかった。
ミミッキュで呪い入れてカイリューの逆鱗ぶっぱで押し切るが、カイリューより早いアタッカー型だった時の勝ち筋が見えなかった。

 

●雑感

剣盾では最強格であったこともあって、カイオーガ単体のスペックは周り評価ほど低くないと思いました。
ただ個体紹介で述べたとおり、カイオーガ自体をエースとして通すのはやはり無理があるように感じたので、他の禁止伝説と渡り合える構築として綺麗にまとめるのは一朝一夕にはいかないなと感じました。

一応この構築のブラッシュアップは細々と続けていくし、正直このままカイオーガ軸を練り続ければ最終2桁後半に滑り込むくらいには持ち込める手応えはあります。
ただ自分はカイオーガを使うためではなく、勝つことを第一に対戦に取り組んでいるため、黒バドレックス、ミライドン等の方が特殊アタッカーとしてのスペ ックが高いなと思ってしまった瞬間一度そちらに乗り換えてみるべきなんじゃないかと思っています。
相棒ポケモンを使うことを縛りのように感じたくないので。。
結果自分にはカイオーガしか使えないとなれば戻ってきますが、一旦相棒以外の伝説で修行モードに入ります。

というわけでみなさんA0バドレックスください。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

【SVシーズン17 最終21位】最終R2115 〜ジャポブリ展開ポニカミラオス@ねむねむアシレラッシャ〜

皆さんこんにちは。ゆうた(アシレいぬ)です。

S17お疲れ様でした。

夢に見ていた最終1桁には2歩くらい届きませんでしたが、最終21位を取ることができたので構築記事を執筆します。

使用構築

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240501172605j:image

結果

最高R2130

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240501172508j:image

最終R2115

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240501172527j:image

最終21位

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構築経緯

⚫︎対スタンパ

①パオカミカイリューラオスガチグマ炎ポンみたいな並びに、「頑丈ジャポステロf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240501172620j:imageが比較的満遍なく仕事ができると思い初手枠として採用。

②このうち相手のガチグマが欠伸型かアタッカー型かわからず処理をミラーコートに依存するのは弱いと感じたので、

・欠伸型

…欠伸→ブラッドムーンにはステロ→てっていこうせんで自主退場する。

・チョッキ、シルクのスカーフ型

・ステロを撒くだけで倒されてしまうが、「最速瞑想痛み分けf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240501172643j:image」で起点にして全抜きを狙う

ことで両対応することにした。

③スタンにディンルーやサーフゴーがいる場合はブリジュラスが止まってしまうので、その2枚に後発から刺せてハバタクカミとも相性が良い「悪f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240501173343j:imageを採用。

 

⚫︎対ママンサイクル、受けループ

パワーウィップ+叩き落とす炎f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240501173424j:imageが、ラウドボーンに打点を持てるだけでなく、ママンボウをワンパン、グライオンの毒毒玉やヘイラッシャの残飯を落とせて選出パワーの落ちない崩し駒になれると考え採用。

 

⑤炎f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240501173708j:imageがママンサイクルに同居するスカーフ悪ラオスや襷オオニューラに弱い+ドヒドイデへの崩し手段に欠けるので、「HBゴツメ渦ノイズ眠るf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240501173739j:imageを採用することで対応した。

S個体を落とすことでママンボウの下からクイックターンを打てて、グライオンやオーロンゲに強くイーユイに弱くないのも偉すぎるポイント。

 

⑥ここまでである程度選出はまとまったので、半分見せポケ枠として、基本選出だと少しきつめな竜舞カイリュー、拘ってない水ラオス、不意打ちパオあたりの選出を少しでも抑制するため「f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240501173806j:image」を採用。

 

①ブリジュラス@ジャポのみ ステラ

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240501173916j:image
性格:うっかりや
特性:頑丈
調整:CS252 余りB

技構成:流星群 てっていこうせん ステルスロック 岩石封じ

特性最強ポケモン
行動保障+ジャポ+高火力による対面性能に加え、耐久ポケモン相手にはステルスロックで起点作成ができるため、腐ることなく仕事をしてくれる。

鋼技はラスターカノンと選択だが、構築経緯にも書いた通り、起点回避のための「てっていこうせん」を採用。

C無振りガチグマのブラッドムーンが半分以上入るように性格をD下降補正にした。

性格うっかりやがS↑補正ではなくC↑補正であることに最終戦のミラーで2連で上から動かれた後に気づいた。マジでうっかりしてた。こんなやつが最終1桁取れる器じゃなかった。

というわけで性格は無邪気を推奨。

 

てっていこうせんに関しては、相手視点流星が読めるターンのハバカミバックを咎めたり、風船キラフロルをワンパンすることでも役立った。

当初「ミラーコート」だった枠は、イーユイや炎ポンに有用な「岩石封じ」を入れたがかなり役立った。

 

汎用性が高く、基本的にママンサイクルや受けループ以外には初手投げする。

チョッキorHDランドをよく初手に出され、こいつ自体はランドに勝てないが「流星+ステロ+ジャポ」ダメにより後発から出すハバタクカミが受からなくなるので、試合全体を見ると出し勝ちだと思ってやっていた。

 

テラスタイプはリーチを伸ばすことでワンパンする範囲を広げるステラ。

 

②ハバタクカミ@ブーストエナジー ステラ

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240501174458j:image

性格:臆病
特性:こだいかっせい
調整:CS252 余りH

技構成:ムーンフォース シャドーボール 瞑想 痛み分け


今期1番強かったポケモン
瞑想により特殊を起点にしつつ、スタンで唯一明確に不利だと思っている炎オーガポンに対しても、「ステロ+瞑想+ステラシャドーボールで縛れるので、何度も試 合を決めてくれた。

相手のカミに強いポケモンを選出に組み込めるか怪しいので 、調整は最速CS、テラスタイプはシャドーボールでワンパンできるステラで確定。

最終日は同速負けしまくったが、正直それ以上の答えが見つからなかったため割り切っていた。

 

「痛み分け」は対ガチグマ専用だと思って入れた技だが、ブーツカイリューに勝ったりタケルライコにめちゃくちゃ強くなったりと最終日だけでもかなり刺さった。

 

対スタンにはハッサムミミッキュ入り以外にほぼ全試合投げた他、炎オーガポンと合わせてママンボウサイクルの崩しとしても運用した。

 

ステロと組み合わせることで環境トップの相手にめちゃくちゃ強いのによくわからないポケモンにコロッと負けてしまうところがかわいい 。

 

③ウーラオス(悪)@気合いの襷 テラス:毒

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性格:意地っ張り
特性:ふかしの拳
調整:AS252 余りB

技構成:暗黒強打 ドレインパンチ 剣の舞 不意打ち
急に来ると動揺するポケモンNo1。
対面性能が高い上にちょっとした崩しもできる上にラス1に置くことで自然にイダイトウを対策できる偉すぎポケモン

こいつのおかげでキョジオーンには負けた記憶がない。

水ウーラオスに明確に弱いのが傷だが、ヘイラッシャとアシレーヌがいるおかげで拘り蜻蛉以外の型がくることが少ない点でかなり強さを発揮できた。

選出画面で水ラオスと判別付かないのマジでズルいって。

 

テラスタイプはカミとのテラス択を無理矢理回避するのとドヒドイ デにもちょっと強い毒。
カイリューの神速を透かせるゴーストでも良いと思う。

 

④オーガポン(炎)@竈門の面 テラス:炎

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性格:陽気
特性:かたやぶり/おもかげやどし

調整:AS252 余りH(HP偶数になっちゃったから他に振ったほうがいいかも)

技構成:蔦棍棒 パワーウィップ じゃれつく

叩き落とす

 

火力馬鹿枠。
基本的に受け破壊枠であるが、じゃれつくを採用してからはカイリューにも打点が生まれたので、スタンにも結構投げる機会が多かった。

この型で使う場合ミラー含めて相手の上から動くこと及びリーチを伸ばすことが重要なので、調整は最速AS。

スタン構築は水ポンが重くなりがちだが、「最速+パワーウィップで採用することで上から破壊できることもあって良かった。

安定打点の「ウッドホーン」が欲しいこともあるが、水ウーラオスをワンパンできるかどうかが重要すぎるので命中不安を受け入れて採用した。

 

叩き落とすを見せるとじゃれつくを警戒されなくなるので、カイリューやトドロクツキに奇襲したりしていた。

特に勝ち方がわからなかったステロ+アローラキュウコン+トドロクツキ展開は、意地ツキよりも最速オーガポンの方が速いことに気づいてからはステロ+このポケモン1体で壊滅させることができるようになった。

 

アシレーヌゴツゴツメット テラス:毒

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性格:呑気(ママンボウ抜かれの最遅)
特性:激流

調整:HB252 余りD

技構成:クイックターン サイコノイズ 渦潮 眠る

偉くて可愛い嫁ポケ枠。

基本的には選出しないが、炎オーガポン合わせて受け寄りの相手にめちゃくちゃ活躍してくれた。

技構成は

オオニューラをゴツメと合わせてワンパンしかつグライオンドヒドイデの回復を封じる「サイコノイズ」

ママンボウの下から対面操作でテンポを取れるクイックターン

ドヒドイデを嵌めるための「渦潮」

毒で崩せると思っているところに対してTODを狙える「眠る」

で完結している。

これを思いついた時その日のうちに最遅個体を用意してくれたAOIネキ、テラスタイプを変えてくれたぎょんはマジで神。いつもありがとう。

 

ちなみに最終日はドヒド入りスタンにピンポメタで出したら見事に腐ったのでやはり役割対象外の並びに投げるのはおすすめしない。

 

⑥ヘイラッシャ@残飯 テラス:妖

性格:わんぱく
特性:天然

調整:H252 B196 D60

HD:ハバタクカミの妖テラ眼鏡ムンフォ耐え

技構成:ウェーブタックル 欠伸 守る 眠る

なんか高順位とれた時に必ずいる相棒。

過去最終2桁を取った4回ともにパーティに入っており、今期はあまり投げられなかったのでお守りのような活躍だった。

パオカイリューラオスあたりの選出を抑制できるので、こちらの基本選出をプラン通りに動かすことに貢献した。

あとウガツホムラ展開やトリル展開には積極的に出した気がする。

 

選出パターン

⚫︎対スタン
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@1はf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240501173708j:imageorf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20240501174510j:image
ステロor数的有利展開から高火力で相手を制圧する。

 

⚫︎対高火力サイクル

ラオスカイリューサフゴキョジオーンみたいなやつ

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ランドアシレブリライコカイナラティハッサム炎ポンみたいなやつ

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⚫︎対ママンボウサイクル

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アシレーヌで炎ポンを介護しながらママンボウのチョッキを叩き落として瞑想カミを通したいが、ウィップがケアされなかったので最終日はテラスウィップで破壊しに行ってた。

数的有利を取ると眠るアシレーヌTODできる。

 

⚫︎対受けループ
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基本的にオーガポンでグライオンに叩き落とすを入れてから始まる。ドヒドイデが来た場合はアシレーヌで嵌める。

アシレーヌを上手く動かして崩していき、ヘイラッシャが地割れを打ちにきたらブリジュラスで一貫を切ってステロを撒く←だいたいここで相手の心が折れる

 

終わりに

最終目標の1桁にはあと2歩くらい届きませんでしたが、久々に納得のいく結果が出たので嬉しいです!

上の方の相手は電磁波や一撃技に走ることなく戦ってくれたので、当然難しい試合ばかりでしたがやってて楽しい最終日でした。

ただ7時半から最終盤2100↑から潜るのは初めての経験で、毎試合胃が痛かったです。毎月ここで戦える人凄すぎる。

今はもう2度と勘弁という気持ちが強いですが、少し休んだら欲が出てきてしまいそうで怖いです。

今月からルール変わって禁伝環境ということで何も準備はしていませんが、剣盾時代からの相棒黒バドレックスと共に頑張りたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

ポケ勢の1ヶ月(便乗)

皆さんこんにちはゆうた(アシレいぬ)です。

アロSさんがポケ勢の1ヶ月のサイクルをまとめた記事を出されていて、自分の視点でこれまとめるの面白そうだな〜と思ったので垂れ流します。

 

⭐️参照(アロSさんの記事)

https://shikapoke.hateblo.jp/entry/2024/03/13/085237

 

ちなみに序盤、中盤、終盤の区切りは個人の感覚かつカレンダーにもよるのでめっちょ曖昧です。

 

序盤①(1日~10日)

前月最終日まで命を前借りしたツケが回っており、生活に活力が全くない。毎月この時期は本気で「自分はポケモン対戦を引退した。」と自認している。

1番Netflixの視聴時間が長くなり、TSUTAYAへ行く回数が増える時期。

 

対戦環境については、良く言えばオリジナリティに溢れており、悪く言うと順位帯問わず理解できないものばかりと当たって不毛に感じることが多い。

 

ただシリーズ最初のシーズンに関しては、序盤からちゃんと対戦して新ポケモンの性能に慣れておいた方が良いとは思う。

 

ちなみにこの時期の瞬間順位で調子乗りまくって終盤に見かけなくなる人たちを「序盤元気マン」と呼ぶって話をリア友にしたら「ポケ勢めちゃくちゃ陰湿やん笑」って言われた。

おっしゃる通りである。


序盤②(11日~17.18日くらい)

10日を過ぎると少しずつ元気が戻ってきて、今期はどんな構築を使うか考えて試し始める。

構築記事を本格的に読み始めるのもこの時期。

余談だが、「こんなコンセプトで組みたいけどどんな並びが結果を出したんだろう?」とか、「このポケモン使いたいんだけど誰と組ませると強いかな?」みたいな感じで、構築を組む際に欲しい要素を整理してから読むとインプットが捗るからオススメ。

 

この時期の順位はあまり気にしないが、↑の話みたいにベクトルが逸れていないことを確認する意味でも3桁をキープしておきたいと思ってる。

 

対戦のレベルに関しては少しずつ上がってくるが、前期最終日まで戦えた構築を振り回せばまず困らないくらい。

ただしっかり強い人とも当たるので、脳内で考えた動きが通用するのか試す絶好のチャンスもあり、これは逃さないようにしたい。

 

中盤(~25日くらい)

少しずつTLが賑やかになり、みんなの口が悪くなり始める。

そこまで熱くなる必要はないけど、この時期の頑張りは結構大事だと思っていて、軸やコンセプトは固めて構築をある程度使い慣れた状態にしておいた方が良いと思う。

自分はこの時期に何も思い浮かばなかったシーズンはたいてい勝てていない。

逆に軸ごと取り替えてるのに終盤勝ちきれる人は天才だと思う。


終盤(26日~月末前日)

シーズン途中に「今期勝てない」、「一生4桁から抜け出せない」と苦戦していた強者たちも徐々に仕上げてきて、全人類がレート2000、2100を達成しているのではないかと錯覚する時期。

引き続きポケ勢たちの口は悪く、TLが殺伐としていることもある。

この時期に対戦外のことで炎上事が発生すると、TLがカオスなことになる。

自分は巻き込まれたくないので立ち回りや発言には気をつけているが、そんなポケモン界隈も嫌いじゃなかったりする。

 

またこの期間での仕上がりが最終日の出来に直結することが多いので、自分自身も勝敗にかなり敏感になり、鍵垢でよくキレている。

一方で自ずとswitchに齧り付く時間が増えるため、妻の機嫌は最優先で気にしなければならない。家事に取り掛かるスピードは実はランクマ終盤の方が早い。

パオジアンに怯まされたり、2連で痺れながらも「うんうん。それは〇〇が悪いね。。」と平常通り受け答えをしなければならない時が男にはある。

 

ちなみにそれを逆撫でするかのように、この時期に電磁波や一撃技に魂を売ることを決意する人も増える気がする。ただこれは高ランク帯でも観測することだから必ずしも間違いだとは思っていない。


最終日

我々はこの日のために生きている。

己が積み重ねてきた全てを如何なく発揮し、目標達成のため、命を削って狂ったように対戦をする日。

よく「いい歳してポケモン〜」みたいな悪口を目にすることがあるが、むしろ20代後半にもなってここまで熱くなれるものがあることに幸せを感じる。

シーズン途中がどれだけクソゲーであっても、この日のためなら頑張れると思える人も少なくないはず。

 

ちなみに仕事の有給休暇もこの日にかなり偏っているが、職場にポケ勢であることはまだバレていない。

 

対戦環境について言えば、これまでやってきたことがいきなり通用しなくなることもあるくらい変化する印象。特に素早さラインは上がりがち。

 

あと最終日の3時くらいに一旦休憩してコンビニに行くのが好き。

 

最終日翌日

前日までの雰囲気が嘘のようにTLがお疲れツイートで溢れ返る。シーズン途中対戦したTNが誰だったのか判明して、「〇〇さんでしたか!〇〇に詰まされました😭」みたいなやり取りが散見される。とてもほっこりする瞬間である。

 

とはいえ勝負事である以上勝ち負けは必ずつくため、目標に達成できた人とできなかった人ではっきりと明暗はわかれる。

・勝ったシーズン

→ここまで気持ち良いことはない。構築記事で自慢の立ち回りを書くのも楽しいし、シーズンを振り返ってFFと感想を言い合うのもまた一興。ただここまで命を削って頑張るのは最後で良い。しばらくポケモン対戦から離れよう。

 

・負けたシーズン

→とてつもない虚無感と悔しさに襲われる。〇時時点では今期はもらったと思ったのに最後これか。。とても時間を無駄にしてしまった気がするから、しばらくポケモン対戦から離れよう。

 

〇終わりに

今期はアシレーヌを使いたい。

対スタン構築は炎オーガポン以外には強そうだから、その時はカイリューを初手置きしよう。

ただカイリューだとパオジアンと対面したくない。炎オーガポンとパオジアンが同居してる構築にはどうしようか……。良いポケモンがいないか、構築記事を読んでみよう。

結論→今期も多分やる。

S15 お気に入り選出 ジャポカミ+炎ポン+イダイナキバ(最高レート2121)

みなさんこんにちは。ゆうた(アシレいぬ)です。

S15お疲れ様でした。

最後勝ちきれなかったので構築記事は出しませんが、ジャポハバタクカミ+炎オーガポン+S上昇ブエナイダイナキバの選出が自分にしては綺麗にまとまっていたので簡単に紹介させていただきます。

 

使用構築

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※レンタルはそのうち消します…。

最終順位
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経緯

まず自分は3ヶ月連続で「ディンルーカイリューサーフゴー」の並びを使っていて、この3枚で瞬間火力の高いマジレススタン系統以外の有象無象を相手することができる手応えがあったので、@3でスタン系統に勝てる選出を作ることにした。

 

初手枠(ジャポハバタクカミ)

自分が襷水ラオスや襷パオジアンを使っている時にカモられた「ジャポハバタクカミ」が初手置き枠として優秀と考え、採用した。

性格:臆病

特性:こだいかっせい

調整:H244 B124 S132

※前期14位の兎に角ぴりかさんの調整を拝借しました。

技構成:ムーンフォース、凍える風、パワージェム、挑発

 

スタン系統の鋼枠はブリジュラス、サーフゴーとハバタクカミに強くはないポケモンが主なので、満遍なく仕事できるのが良い。

炎ポンがきつかったがツタ棍棒を基本耐えるので、パワージェムを採用してジャポのみダメージ込みで対面勝つことを狙った。

ただ最終日の上位ではほぼ全て岩封から入られたのでこれは違った。急所さえ引かなければ対面勝てる前提で組んでいてここが崩れて負けに直結することが多かった点でむしろ今期の敗因かもしれない。

ちなみに陽気パオにも怯んだら負け。最終日に限って半分以上怯んで泣いた。

 

2手目(岩封アンコ炎ポン)

ジャポカミは相手のブエナカミがきつい。そのため初手上手くウーラオスとかパオジアンを処理できても裏のハバタクカミに好き勝手されるのを防ぐストッパーが必要。

そこで抜擢したのがハバタクカミに強いポケモンの中で最も単体性能が高いと思っている「炎オーガポン」

まあ自分で思いついたというよりはたみにゃすさんに負けた時の試合を参考にした形です。

 

性格:意地っ張り

特性:かたやぶり

調整:H236 A92 B4 D12 S164

S:準速ウーラオス抜き

HBD:水流連打+アクアジェットやブラッドムーン+真空波を良さげな乱数で耐える

A:できるだけ高く

 

ハバタクカミが何もできないサーフゴーに強く他にも鋼テラスを切られたら上から縛れるのが強い。

「S振り+パワーウィップにより水ラオスをワンパンできるようにした。(裏から来るやつは襷持ってないことが多いためとても活きた。)

 

「岩石封じ」はカイリューに有効+ハバタクカミのSを下げることで最悪対面負けても裏のイダイナキバで上から縛れるようにするために採用。

 

ここに「アンコール」を組み合わせるのが最強で、「クリアチャームカイリュー相手にはSが下がらないことを確認→次のターン押される羽休めにアンコール合わせる→裏のイダイナキバの起点にする」動きはかなり鉄板の勝ち筋になっていた。

剣舞ビルド鉄壁あたりの積み技もこの素早さでかつ相手からケアしにくいところからロックできるのが理不尽すぎる。

イダイトウ入りのカミには電磁波読みでアンコール→イダイナキバで起点にしてイダイトウごと破壊みたいなこともしていた。

 

3手目( S上昇水テラビルドイダイナキバ)

ブエナカミさえ炎ポンで止めれば、「水テラスS+1ビルドイダイナキバ」がスタンによくいるポケモン相手に無双できるのではないかと考えて採用した。

テラス依存の小さい2枚を前に置いたので、9割型こいつにテラスを残せた。

 

性格:陽気

特性:こだいかっせい

調整:H4 DS252

技構成:地震 アイススピナー インファイト ビルドアップ

構築のMVP。

上からのビルドアップが壊れ性能で、テラスを切ればカイリューパオラオスとの対面で負けないので、プラン通り炎ポンを相手のハバタクカミに対面させた試合はほとんど負けなかった。

ジャポカミが対面勝つと基本ブエナカミを引っ張り出せるので、炎ポンと合わせて非常に綺麗な3枚だったと思う。

 

ガチグマはチョッキ型ならA+1インファでだいたい倒せる。火力が低い型のブラッドムーン+真空派くらいは耐える+毒テラス後も打点があるのであくび型にも挑発カミ+アンコ炎ポンと合わせて強めの選出にできたと思う。

 

こんなに強いのに何故最後勝てなかったかというと、アンコカイリューにスピナーをロックされて一度流されてしまったり、ランドロスも対面は負けないけど威嚇+氷半減ポケモンのサイクルでいなされてしまうから交代読みで技を合わせるしかなくなっていた。

要するに戦ってみたら選出画面では想定できないようなサイクル構築でしたみたいな場合は不利寄りになってた。

あとわかってるパオ使いは聖剣を連打してくるので水テラスを使っても裏まで破壊できるほどの起点にはさせてくれないのがネックだった。

 

終わりに

結果こそ奮わなかったけど、自分が組み立てたにしてはオリジナリティも強い動きもあってお気に入りの3枚です。

ただ選出をディンカイサーフとこの3枚にほぼ分けていたので、柔軟な選出ができなかった点が少し反省です。

 

特に順位の高いスタン系統の相手が毎回思い通りに試合を運ばせてくれるわけはなかったのですが、かなり選出順番も動きも決めてしまっていたので上手くいかない時の引き出しがなかったです。

 

 

今期は比較的のんびりレートを上げていて最終日までに2ロム2000ちょい乗せておけば十分だと思っており、その分最上位での場数の少なさがそのまま仇になったのか思った以上に最終日2桁帯の相手に勝ちきれなかったです。

ただ最後に気付いたところで代替案など思いつかなかったので、今期は逃げ切り(深夜3時くらいから2桁後半着地狙いになっていた)を図って失敗した形になります。

 

自分より強くて突き詰めているレベルも違う人がたくさんいること自体はわかりきっていたのでここにきて悔しいという気持ちはないんですが、結構良い選出を思いついたおかげで今期は強い人にも勝てる自信があったので、期待外れ感、虚無感があります。

一旦休むけどまた終盤にはやるんだろなと思いつつ、勝てないと思うくらいならやらないので本当にやってないかもしれません。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

【SV10シーズン振り返り】〜自分なりに勝つためにやってきたこと〜

皆さんこんにちは。ゆうた(アシレいぬ)です。

SVも気がつけばシーズン10が終わったということで、一つの節目として記事を書くことにしました。

ただダラダラと感想を書くのもアレなので、今回は"自分がランクマッチで高順位を取るためにやってきたこと"をメインにまとめます。

 

1 シーズン結果

まずSV10シーズンの記録(最終順位・負けたシーズンは負け惜しみの瞬間最高レート)は以下の通りです。

S1 40000位台

S2 プレイせず

S3 1886位(最高209⚪︎)

S4 64位

S5 61位

S6 21位

S7 1007位(最高2016)

S8 1954位(最高2059)

S9 45位

S10 1173位(最高203⚪︎)

 

野心のある身内からは、「次は1桁とる!」、「目標は最上位勢!」という声をよく聞きますが、正直自分はこの結果に概ね満足しています。

むしろ取り組み方を見直したS3以降、全シーズンでレート2000達成、4シーズンで最終2桁達成は自分には出来過ぎなくらいです。

さてこの記事では、(最終2桁は世間的な評価では好成績だろうという前提で、)「自分が何をやってきた結果、良い順位を取ることができたのか」取り組みを振り返って見ようと思います。

 

2 勝つためにやってきたこと

 まず導入として、自分は謙遜抜きにポケモン対戦が上手いわけではありません。昔よりは上手くなったと思うし、一定のレベルまでは達したと思いますが、ポケモン対戦への理解度も含め、まだまだ改善の余地があります。それに構築作成力に関してはむしろ低い方だと思います。

 じゃあなんでここまで戦ってこれたかというと、取り組み方が良かったからだと思います。(ここは謙遜しない)

 では自分が何を意識して取り組んできたか、参考になるかはわかりませんが、できるだけ具体的に箇条書きでまとめていきます。

 

⚫︎練度で勝負する

 自分は、剣盾の時はザシアン+カイオーガ、SVではセグレイブ+ハバタクカミやイーユイ+ヘイラッシャなど、結果を出せたシーズンは常に同じポケモンを軸として戦ってきました。いわゆる考察力、発想力とかプレイングスキルよりは練度で勝負するタイプです。

 このメリットはいくつか感じていて、まず1つ目に、ポケモン対戦において行わなければいけない様々な判断を「経験則から引っ張り出して」できるようになることです。

 これによって、何度も当たったことのあるような並びには、そこまで思考を巡らせなくても試合展開がなんとなく予想できるようになったり、それに基づいて適切な判断を下せるようになることで、本来自分より上手い人ともある程度渡り合えたのだと思います。

 だから自分は勝てたシーズンは「自分が上手かったたから」ではなく、「勝ちパターンを用意できていたから」って感覚になります。ちょうどテスト勉強と似た感覚で、選出段階で、「この問題進研ゼミで出たところだ!」と10秒で選出が決まるシーズンは調子がいいです。

 ただし軸とするポケモンは、環境で戦うだけのスペック(特に対応範囲の広さ)があり、かつ自分的に得意な(または好きな)戦い方ができることが前提と考えます。軸ごと腐ってしまったら0からやり直しですからね。。

 また2つ目のメリットとして、「対戦数を稼げる」ことがあります。同じポケモンを使い続けていると、色々な構築を試す人と比べて、「考察」、「育成」、「試運転」など諸々の時間を対戦に回せることになります。対戦数をこなすと練度も上がるし、最高到達点にいくまでの試行回数も稼げるので、かなり好循環だと思います。自分は色違いやボールに拘りがないのも相まって、対戦勢の中では育成等に費やす時間が極端に少ないと思います。

 こればかりはその人のタイプにもよるので一概にオススメとは言い切れませんが、自分はプレイングスキルの差を上手く練度で埋めることができたおかげで目標としていた順位に到達できたと思っています。

 

⚫︎運ゲーをしない

僕は自分の中の決め事として、

・一撃技を採用しない

・電磁波と釣り交換はできるだけ使わない

があります。

 釣り交換はプレイングスキルのうちだと思ってる人もいるかもしれませんが、ある程度のレベルまで来ると相手も択を理解しているので、その上で「それが決まるかどうかの賭けに過ぎない」というのが個人的な感覚です。

(もしかしたら最上位で戦う人にしかわからない勝負勘みたいなものもあるのかもしれませんが、少なくとも自分の実力では、それよりももっと磨くべきことがあると思ってやっています。)

 僕はその勝負強さには自信がないのでトーナメント戦とかにおけるノウハウはわかりませんが、ランクマッチでは順位帯が上がれば上がるほどレートが伸びにくくなっていき、例えば5割ちょっとでしか勝てない見込みの試合を延々と仕掛け続けていても上に居続けることは困難です。

 仮に一撃技や電磁波で打つ回数、麻痺のチャンスを稼げる(いわゆる勝つために必要な期待値を取れる)なら良いと思います。それで勝てるシステムを作るのも一つの実力だと思います。

 ただ、こういった技を使うことにはもう一つ落とし穴があると思っていて、それはポケモンが上手くならない」ことです。

 先ほど自分はプレイングスキルの差を練度で埋めている的な書きましたが、それも一定レベルの立ち回りができる前提の話です。また上手くなればなるほど良い順位を取れるチャンスも増えるわけで、やるからには常に上手くなりたいと思ってプレイしています。

 実は剣盾の時は釣り交換を連発したり、一撃技を採用していた時期もありますが、ある時期からこういった盤面を運で解決できてしまう技の採用をできるだけやめて、自分の力でなんとかする方法を考えるようになったおかげで当時より成長できた部分はあると思います。

 繰り返しになりますがこういった技を全否定しているわけではなく、「ほぼ負け確の状況から一発逆転の可能性を持っておく」ことの強さはある程度認めているつもりです。ただし自分の場合は上記のデメリットを踏まえた上で、こういった技に頼らないことは徹底してきました。

 

⚫︎全対応を目指さない

 よくX(旧:Twitter)のTLで、「〇〇どうしてたの?」みたいな投稿を見かけます。「初手ヒードランランドロスに居座り」とかされたなら気持ちもわかりますが、中には「そんなレベルまでケアできねえよ…」みたいなものも多くあります。

 ポケモン対戦におけるケアって言うのは「試合に勝つ」ためにするものであって、「これをケアできるのは偉いことだから」感覚でするのは手段が目的になってしまっているように思います。

 先ほどの例のように、割り切りラインがぶっ飛んでいる相手との対戦は色々不毛で面白くないなと思うこともありますが、テラスタルという仕様の中では、「相手が理に適った動きをしてくれる前提の選択が裏目になる」ことが多々あるのが現実です。

 では自分は何を徹底してきたかと言うと、「割り切って良いラインを自分の中で決めておく」ことです。このライン設定は感覚的な話になってしまうのですが、「これを何百戦と続けた結果目標とする順位、(自分の場合だと最終2桁とか2桁前半とか)まで辿り着ける算段があるか」です。

 具体的な例を挙げると、先ほどのような行動補償のないヒードランランドロスに素で居座る判断は、「深読みして蜻蛉返りを打ってくれれば裏を削れるし不利対面を乗り越えられるけどまだ試合は続く」⇔「地震を打たれたら2-3からスタートの試合になり捲るのが難しい」→「相手視点素直に地震を押すこともできるからこの行動はリスクとリターンが釣り合ってなくてNGだな」→「その対面を初手から作らないor引先を用意する選出・構築にしよう。」みたいな感じです。

 逆に割り切って良いラインとして設定した例だと、「スカーフハバタクカミはほとんどいないからブーストエナジーが発動しなかったら眼鏡前提で動こう」→「カイリュー厚底ブーツは数が減ってるから、ステルスロックで削れる前提で選試合を組み立てよう。」→「これらで痛い目見る少し試合があってもトータルの戦績にはそこまで響かないだろう」みたいな感じです。

 もちろん無理なくケアできるならした方が良いのは前提です。実際全対応に近い動きを確立できてる構築記事を見るたびにすごいなと思いますし、それを目指すことは何も間違いだと思いません。

 ただそれを目指した結果、そもそもの構築パワーが落ちたり、「〇〇をケアできていない相手を許せない範囲」が広がってイライラするくらいなら、最初から自分の目標設定に合った対応範囲を考えてそれを徹底した方が良いと思っています。

 

3 終わりに

 細かいことを含めるともっと色々取り組んできたことはあるんですが、この類の「勝つための〇〇」みたいな記事はもっと強い人がもっと中身の濃い記事を出してくれてるので、自分らしさのあるなあと思うものをピックアップして紹介しました。

 ありがたいことに結果が出始めてからポケモン教えてくださいみたいなことを相談してもらえる機会が増えたんですが、ハウトゥー本的なものを書けるほどポケモンへの理解度が高くないので、今回の記事は特別センスがなくても取り組み方、意識付けによりある程度勝てるようになった例として参考にしていただからば嬉しいです。

 まあそうは言っても毎シーズン対戦しながら上手い人には憧れてるし、やっぱり練度に頼らなくて良いレベルには行きたいので、また気力が出たら「上手くなること、良い順位を取ること」を目指して頑張りたいと思います。

 毎月末、「こんなクソゲー今月限りで辞めてやる!」くらいの意気込みでやってるので、有言実行で15日くらいまではゆっくりしようと思います。

 ここまで読んでいただきありがとうございました!