皆さんこんにちは。ゆうた(アシレいぬ)です。
シーズン9お疲れ様でした。
今期は最終45位という結果を出すことができましたので、構築記事を執筆いたします。
まずは使用してた並びです。
以下常体
○最終結果
TNアイノカタチ 最高最終R2109 最終45位
TNアシレいぬ 最高R2030くらい 最終4桁
○構築経緯
前期33位のLazyさんの
++++という並びが
・ステロ+あくびで相手を荒らしてからのスイープ(ディン+ユイ+ラッシャ)
・無理矢理数的有利を取ってからの逃げ切り
(鉢巻ランド+眠るラッシャ)
・高火力+クッション2枚のサイクル
(ランド+ラッシャ+ヌメルゴン)
という自分の好きな形が詰め込まれていたので、
この5枚の並びを丸パクリで採用。
使用感が良すぎたので、
ステロ枠+ラッシャ+スイープ役+高火力+チョッキ枠という構成を意識して潜り続けた結果この5枠は以下の通りになった。
⚫︎ステロ枠
→総合的にディンルーを超える性能のやつがいない、零度パオがキツすぎたがコノヨザルとかに変えるよりはテラスを変えた方が良いと判断して氷テラスにすることで対策。
⚫︎ヘイラッシャ
→言わずもがな固定
⚫︎スイープ枠
→サーブゴー、襷を剥がしたパオジアン、ステロを入れた眼鏡カミに強いイーユイで固定
⚫︎高火力枠
→高火力はもちろんのこと、蜻蛉返りを使える+電気地面の一環を一気に切れるというサイクル性能が強すぎて霊獣ランドロスで固定
⚫︎チョッキ枠
→29日までヒスイヌメルゴンだったが、眼鏡カミとのサイクル戦がキツすぎたのでムンフォ半減のに変更。
(ディンルーに毒テラス切って誤魔化すこともあったが、氷テラスにしたからそれもできなくなってた。)
そして@1は、
・ドラゴン、ノーマルの一環切り
・がきつい水ロトムに奇襲可能
・イダイトウ、ガチグマといった直線的な並びの超火力ポケモンのストッパーになれる
という要素を持った草テラスを採用して構築が完成した。
○個体紹介
①イーユイ@こだわりスカーフ 妖テラス
性格:控えめ
特性:わざわいのたま
調整:CS252 余りH
C:ステロ+オバヒでハバカミを落としたいため特化(計算してないけどだいたい落ちる)
S:特に欲しい耐久ラインなかったのでぶっぱ
技構成:悪の波動 火炎放射 オーバーヒート テラバースト
SVの相棒。
レギュCまでは拘り眼鏡型を愛用していたが、現行ルールでは水ウーラオスの参入によりどう考えても選出・立ち回りが窮屈になったため、今期はラス1スイープ役に徹してもらった。
基本的に対スタンパはディンルーのステロ+ヘイラッシャのあくびで盤面を荒らして、1番通る技でスイープする。
スタンパへの一貫性はディンルー、カイリュー、ウーラオスに弱点をつけるフェアリーが最適と考え、原案者と同じ妖テラスとした。
カイリューの神速をすかせる霊テラスも選択肢にはなると思う。
終盤水テラスのやたら固いしゴルラも持ってるサーフゴーが増えてきつかったので、ディンカイラオスに一貫するからといって、安易に先行テラスを切らないことを意識した。
②ヘイラッシャ@食べ残し 妖テラス
性格:わんぱく
特性:天然
調整:H252 B196 D60
HB→できるだけ高く
HD→カミやイーユイに最低限の耐性をつける
技構成:ウェーブタックル、あくび、守る、眠る
最強の詰ませポケモン。
物理受けのクッション枠は水ロトムとかアーマーガアも試したが、積み技無効・頑張れば相手の物理を2枚以上まとめて見れるという点が替えが効かず今期も採用。
lazyさんの記事にもあるとおり、対毒菱展開や、ランドロスで初手数的有利を取った後のTODが強力だった。
こいつを使いすぎて今の自分はラム電気テラバパオの波動を感じることができるので、それっぽい動きをされたら妖テラ+眠るで対応していた。
(この手の選出はパオにラッシャの処理を任せてるので、そのままTODできたりした。)
身代わりが欲しい場面もあって、「地割れなんて入るスペースがない」とドヤ顔しているが、裏では挑発ウーラオスに対して「それ地割れケアできてないからね?」って文句垂れてた。
③霊獣ランドロス 飛行テラス
性格:意地っ張り
特性:威嚇
調整:H84 A228 S196
H→カミの眼鏡ムンフォだいたい耐える
A→耐久カイリューを2発で倒すためなるべく高く
S→やたら速いヒードラン抜き
技構成:テラバースト、地震、ストーンエッジ、蜻蛉返り
火力馬鹿枠。
カイリューより飛行テラバの火力出るのえぐい。
基本的にサイクルチックな構築への崩しアタッカーとして投げるが、+と合わせて対面的な選出でも力を発揮する。
タイプが偉すぎて電磁波が飛んでこないため、耐久カイリューを対面から飛行テラバ2発で押し切れたりする。
水ラオス対面の水テラ水流連打がテラス切っても耐えるか怪しいが、ヘイラッシャ入りにいきなりテラス切らんやろってことで飛行テラバぶっ放してた。めっちゃ強いけど荒削りな運用はしてたと思う。
④ディンルー@オボン 氷テラス
性格:わんぱく
特性:わざわいのうつわ
調整:H244 A4 B84 D84 S92
※調整はlazyさんのものを丸パクリです。
テラスタイプ以外普通のディンルー。
技構成とか調整は原案者のパクリだが、自分はディンルーミラーでの挑発はあまり打っておらず(キョジオーンとかカバルドンとかカイリューによく打った)、ステロを撒くことと数的不利を取らないことを優先していた。
ディンルーが対面負けて相手のディンルーにイーユイを死に出しすると、
悪派→普通に倒せない
炎技→水テラスされると返り討ちに遭う
妖テラバ→裏のサーブゴーに勝てなくなる
みたいな状況が生じるため、ミラーでは相手のディンルーを一度引かせるか倒し切る動きを意識した。
氷テラスについては零度パオを誘いすぎる並びのためかなり活きたが、裏のイーユイで崩壊するなど決して強いテラスの使い方ではないのでオススメはしない。
自分は構築系統上零度パオを厚く対策したが、他の人がこんなことしてまで零度を対策することは割に合わないと思っており、やはりパオジアンの零度は強いけどしょうもないという結論になった。
⑤ジバコイル@突撃チョッキ 水テラス
性格:控えめ
特性:頑丈
調整:HC252 余りD
技構成:10万ボルト、ラスターカノン、テラバースト、ボルトチェンジ
最終盤だけ戦ったいいとこ取りポケモン。
毎試合出すわけじゃないので、眼鏡カミが楽になったかと言われると怪しいし、眼鏡ツツミ相手にも後出し前提で動かすのは危険だが、
・零度無効、氷柱、電気テラバ、草テラバ半減なのでランドパオ対面の引先としても使える。
・頑丈を残せば襷じゃないウーラオスに対面勝てる
という点でヌメルゴンと比べて物理ATへの役割が持てるのは偉かった。
あとは当たり前だが対面操作技があるのは偉い。
テラスタイプはディンルーやランドロスに打点を持ててたまたまボックスにいた水にしたが、ヘイラッシャとのタイプ被りが余りにも汚いので、妖の方がいいと思う。
特性パッチを持ってる裕福な人たちはHDアナライズとかにしてチョッキ枠としての役割に厚くしてもいいと思う。
⑥ミミッキュ@命の珠 草テラス
性格:意地っ張り
特性:化けの皮
調整:H148 A244 S116
H→珠ダメ効率意識しつつなるべく高く
A→火力確保のためほぼ特化
S→準速イダイトウ抜き
技構成:じゃれつく かげうち ウッドハンマー 呪い
補完枠に入った偉いポケモン。
ステロ+あくびや、クッションを絡めたサイクルではガチグマやイダイトウといった超火力ポケモン入りの展開・対面に勝てないので、ラス1からそれらを切り返せるポケモン。
こいつが入るだけで、と併せてとにかく目の前の相手を殴るだけの対面選出のオプションを作れる。
特に「ウッドハンマー」が偉すぎて、上記2体に加えてテツノツツミやラス1水パトラとかへの打点にもなる。草テラスがあっても水ラオスはきついが、水ラオスの存在のおかげで見えないところからの草打点が刺さっていたと思う。
水ロトムへの奇襲がきっかけで入れたポケモンだが、これが決まるかどうかは噛み合いでこの対面ができるかどうかに依存するため、ロトムへの対策として信用して投げるといったことはあまりしなかった。
逆にイダイトウ入りは並びで試合展開を読めることが多く、こいつをラス1に残せれば基本勝てるので信用して投げていた。
ノーマルテラスイダイトウは事故。
余談だけど自分がミミッキュ入りで2桁に入れたのはゴツメ型を使ったシーズン4と合わせて2回あるが、ミミッキュあるある「なんやかんやできる」枠として投入するのではなく、明確な役割を与えて投げた方が性に合っているように感じた。
〇選出・立ち回り
・対マジレススタン(ディンカイサーフパオカミラオス)
→++
ディンルーでステロ→ヘイラッシャであくびで荒らしてイーユイどの技を通すか考える。
ディンルーはパオにはテラスを切るが、ウーラオスにはステロ→ラッシャ引きでいい。
・ドヒドディンルーやチオンジェンなど低速気味サイクル
→ @2
どんな嫌な並びも頑張ればランドかイーユイどっちかは通るイメージなので、攻め寄りにいくならイーユイを絡める。
ランド1枚で負荷をかけられそうなら、@2はヘイラッシャ+ジバコイルを置く。
・キョジオーン入り
→ ++or
キョジオーンをカタスト+挑発で流して、ランドかイーユイ通ってくれー。
・イダイトウ、ガチグマなど直線的なやつ
→+@1
@1はイーユイが1番多かったが、最終盤はジバコイルも投げてた。
初手ランドがパオと対面してしまったらジバコ引きが結構安定する。
・その他
臨機応変に。
〇重いポケモン
・身代わり残飯水テラスディンルー
→倒せないし地割れ打たれまくる
・ブーツカイリュー
→ステロ込みで処理を考えるから倒せない。
アホだからステロ撒き忘れて「いやブーツ増えすぎじゃね?」ってなってたこともある。
・鉢巻カイリュー
→基本ミミッキュ出してないから急に来るとぐちゃぐちゃになる。
・スカーフ水ロトム
→誰も倒せない
・テツノブジン
→明確に有利なポケモンがいない
・例のごとく上手いドヒドディンルーとかキョジオーンとかの使い手
→並びが重いというよりプレイングのレベルを痛感させられる
○Special thanks
・同じ窓で一緒に頑張ったirukaポケ、あやたかくん
・ヒスイヌメルゴンの個体を分けてくれたからすくん、妖テライーユイ試運転のために貸してくれたおすかるニキ
・シーズン途中応援してくれた皆さん、いつもお世話になってるFFの皆さん。
○終わりに
今期は構築記事で自分が使いたい並びの土台を上手く見つけられて、手に馴染むようになるためにめちゃくちゃ練習したのでその結果が出て良かったです。
構築については自分が1から作ったものではないですが(というかほぼパクリ)、色んな戦い方ができるのでめちゃくちゃ気に入ってる構築です。今思うと電磁波とか零度とか不快要素のある技の一貫を結構切れていたのが最終盤楽しくポケモンできた要因かなと思います。
ただ反省として、ポケモンに夢中になりすぎるあまり、睡眠時間をめちゃくちゃ削ったり、他の趣味とかを疎かにしてしまい、結果を出せたから良かったものの昔の良くない時期の自分と同じような取り組み方になってしまいました。
仕事もだんだん忙しくなってきて身体に無理が生じてきたので、今一度このゲームとの向き合い方を見つめ直したいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!