【剣盾S29最終62位】最終レート2007 〜控えめで慎重なオーガザシアンと陽気で生意気な威嚇バラ撒き隊〜

 

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S29お疲れ様でした。

ランクマッチを始めてから約1年半、念願のR2000＆最終2桁を達成することができました。記念に構築記事を執筆いたします。

◯結果

TN：アシレいぬ　最高最終R2007/最終62位

TN：ゆうた　最高R1934くらい/最終宇宙

◯コンセプト

①オーガザシアンミラーで勝率を上げること。

②黒バドに無双させないこと。（いななかれる前に止める。）

③トドン＆ハピナスを見たら極力オーガを出さない。（零度はマジで当たらないため。）

→それでもネクロなどに対応し勝てる選出、立ち回りをすること。

④ホウオウナットサイクルや純正受けループへの崩しパターンを持つこと。

⑤パーティ単位で重いポケモンは見せポケで睨むこと。

シーズンを通して戦い続けた結果、以上のことを意識するようになった。

それではこれらのことを踏まえて個体紹介へ移る。

◯個体紹介

・カイオーガ＠とつげきチョッキ

　　　　

性格：控えめ　特性：あめふらし

技構成：しおふき　熱湯　冷凍ビーム　かみなり

調整：H60　C244　S204

H：ダイマ時珠サンダーのダイサンダーだいたい２耐え

C：できるだけ高く　

S：準速マンムー抜きオーガより気持ち高め

　　コピられたザシアンを麻痺らせれば抜けるように

自分を強くしてくれた思い入れポケモンのためこいつと心中。

メタ対象のため正直通りが悪く、お留守番する機会が多かった。

それでも選出誘導力と、ダイマの撃ち合いが一級品であった。

零度は当たらないので氷ウェポンは零ビにした。

またミラーにも強い調整にできて満足。

・ザシアン＠くちた剣

　　　　

性格：慎重　特性：ふとうの剣

技構成：巨獣斬　じゃれつく　かみくだく　剣舞

調整：H252　A４　B20　D132　S100

HB：ザシアンの特化巨獣＋石灰ほぼ確定耐え

→これでミラーは上を取っていれば勝てる。

A：気持ち

HD：オーガの雨特化ダイストリーム最高乱数切り耐え

S：ミラーで勝つためできるだけ早く

→多分耐久ザシアン界ではかなり早かった方。

シンプルにオーガとの相性補完が最強なので採用。

カイオーガの通りが良いパーティであったため当初は有名な臆病しおふき耐え調整だったが、スカーフよりもチョッキ持ちが明らかに多く、初手ダイマを食らって調整が無意味になることが多々あった。

そこで勇気を振り絞って意地→慎重に変え、控えめストリームも耐えるようにすることで、相手のダイマオーガに巨獣を2発ぶちこみ、裏のオーガのダイサンダー圏内に入れることができ、ミラーの勝率が上がった。

またイベルの特化珠バーンを耐え、サンダーにも珠ジェット＋サンダーを耐えて巨獣×２で勝ってしまうなど、洗練された相手のダメージ感覚から少しずれた硬い調整であることがかなり活きたと思う。

なお火力はお察しのとおり。それを補うために剣舞を採用し、またヌケニンにテンポを取られたくなかったためかみくだくを採用。耐久振りスカーフ黒バドやルギアにも刺さった。

・サンダー＠アッキのみ

　　　　

性格：図太い　特性：静電気

技構成：熱風　暴風　電磁波　羽休め

調整：H252　B252　D4　

いつもパーティにいる麻痺爆弾。

ザシアン受けの中で一番汎用性が高いと思う。

機嫌次第では全然仕事しないので、我慢できずに電磁波を採用。

オーガやイベルなど交代先に刺す動きも強く、剣舞型ザシアンにも最低限仕事できるのが良かった。

また、ナットレイにTODされて禿げかけたため熱風を採用。

ザシアンの処理速度も速まり、急所運負けも回避できたと思う。

・ランドロス＠珠

　　　　　　

性格：陽気　特性：威嚇

技構成：そらをとぶ　地震　ストーンエッジ　剣舞

調整：H4　A252　S252

命の珠ダイマ枠はゲロゲを使っていたが、ホウオウナットのサイクルがきつすぎたので採用。ダイマアタッカー型で初めて使ったが、こんなに強いとは思わなかった。ナットを起点に剣舞すれば、その手のパーティーにはだいたい勝ち。（ポリ2はちょっと怪しいけど。）

また後述するガオガエンと威嚇バラ撒き隊を結成することで、オーガがいなくてもネクロに対応でき、むしろ剣舞の起点にしてやった。

・ガオガエン＠残飯

　　　　　　

性格：生意気　特性：威嚇

技構成：鬼火　フレアドライブ　捨て台詞　DDラリアット

調整：H244（2ｎ）　B12　D252

展開次第では黒バドに無双されてしまうため、それを阻止するためHDガエンを採用。

サイクルコントロールもでき、ザシアンにも弱すぎないので黒バド受けの中で一番汎用性があると思う。

またランドロスと組み合わせることでほぼすべての型のネクロズマや、竜舞ゼクロムの動きをある程度止めることができて強かった。

ネクロがラムだと崩されてしまうため鬼火はあまり打たなかった反面、シーズン途中からナットレイへの殺意からフレドラを採用して焼きにいった。

ただステロだけ痛かった。足の裏ボロボロです。

・キュウコン＠襷

　　　　　

性格：臆病　特性：ゆきふらし

技構成：絶対零度　吹雪　凍える風　フリーズドライ

調整：CS252

ラキヌオーの並びや純正受けループに弱めだったため、この枠にはゴチルゼルを入れていた。

しかし最終日直前でガマゲロゲが増えていると感じ、初手ダイマされたときの勝率が低すぎたことや、ランドを初手出しされる展開がきつすぎたので、それを牽制できるようにパーティの先頭に採用した。

またゴチルがいない分、一撃技を撃って受けに対して負荷をかけられたのが良かった。

苦手なザシアン相手にも最低限仕事ができるよう凍える風を入れた結果、四界氷結型になってしまったが、本人は至って真面目です。役割範囲が狭く、半分以上見せポケですから。

◯終わりに

今日ポケチャンネルのランクマ最終日合宿動画（以下リンク）に感化されて、

４月30日はAirbnbを利用して民泊施設で合宿しておりました。

今までの最終日は遅くても２時までしか潜ったことがなかったため、自身初のレート2000を目指して頑張るきっかけになり、結果最終2桁まで達成することができて本当に嬉しいです。

今日ポケチャンネルの皆様、またシーズン途中Twitterで応援してくださった皆様本当にありがとうございました。

ポケモン廃人達による”ランクバトル最終日合宿"!!トッププレイヤーの裏側全部見せます。【今日ポケ】 - YouTube

25歳でランクマッチを始めて1年半という遅咲き人間ですが、いい年してポケモンにハマって本当に良かったです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

【剣盾S26最終266位】最終レート1914 〜拘りの眼鏡オーガと新米モグラ〜

 TNゆうたと申します。

思い入れのある竜王戦ルールの最終シーズンで自己ベストの結果を出せたということで、初めて構築記事を書かせていただきます。

ブログの執筆自体初めてであるため、読みづらい箇所等々あると思いますが、最後まで温かい目で読んでいただけると幸いです。

では早速パーティの紹介です。

○コンセプト

眼鏡オーガで有利対面を作って負荷をかける。（後出しラッキーを吹き飛ばす。）

↑色々ありますがこれに尽きます。

○個体紹介（構築経緯順）

・カイオーガ

@拘り眼鏡　あめふらし

ひかえめHCS

H76（余り）C252 S180

（準速マンムー、カイリュー抜き） 

文句なしのうちのエース。

禁伝環境はシリーズ8.10.11合わせて9か月目ですが、こいつ以外の禁伝の使い方いまいちわかりません。くらい長いことお世話になっている。

色んな型を使ってきたが、ラストシーズンは1番好きな C特化眼鏡で採用。（ラッキーのストレスに耐えられなかった。）

基本ケアされるのはスカーフかチョッキなので、初手レヒレをワンパンしたり、本来後出しで受けられるポケモンをそのまま確2で飛ばしてイージーウィンする展開が楽しかった。

・サンダー

@アッキのみ　せいでんき

ずぶといHBぶっぱ

眼鏡オーガを使う上で、ザシアン、ゴリラあたりの対策がいるので、物理受けとして麻痺爆弾サンダーを採用。まあいつもの並び。

ザシアン相手に試行回数の少ない麻痺チャレ運ゲを仕掛けるのは弱いので、アッキのみを持たせた。

A特化じゃれ×2はアッキ込みでも耐えないが、"きょじゅうざんを打ってくるタイミングで後出し"することで、安定して受け出すことができた。

技は麻痺チャレの回数を増やす&ザシアンの身代わりを割れるほうでんを採用。

また対面操作型というよりは要塞型なので、ボルチェンを切って身代わりを採用。

ホウオウ軸のゲロゲの毒をカットして詰ませる動きが強かった。

・ナットレイ

@残飯　てつのトゲ

のんきHBぶっぱ

ちなみに最遅厳選は甘えました。

※おかげでてっぺきボディプレミラーはほぼ全勝なので、結果オーライ。

オーガサンダーといえばということで何となく採用。明確に役割を持って選出できたのは白バド軸くらいだけど、刺さる相手には大活躍してくれた。

・ミミッキュ

@いのちのたま　ばけのかわ

ようきASぶっぱ

物理エース枠&とりあえず出しておけばなんかしてくれる枠。いつもパーティにいる。

ドラパルトとのレギュラー争いを勝ち取った。

ダイマで先に展開された時の切り返しが安定してたし、明確にメタを張る対象でもないのか、そのまま3タテできる試合もあった。

またオーガが苦手なゼクロムBWキュレムには先に展開すれば制圧できるのも良かった。

・カバルドン

@オボンのみ　すなおこし

わんぱくH252 B124 D132

C特化たまサンダーのジェット最高乱数ギリ耐え？の調整だったと思う。うん。ふきとばし遺伝も甘えてるし、テキトーですみません。

なんやかんや色々と活躍してくれた。

・ドリュウズ

@とつげきチョッキ　すなかき

いじっぱりA252 D84 S172

最終日前日に突如投入した救世主の新米モグラちゃん。ドリュウズ使用するの自体初めてなので、調整はS15の輪菓子さんの型を丸パクリさせていただきました。（以下URL）

https://wagashi-poke.hatenablog.com/entry/2021/03/02/234955

・ムゲンダイナ軸に安定して強い。

・イベルに撃ち合い勝てる。

・ラッキー含め受け構築に後投げドリルを仕掛けられる。

・たまサンダー＋ザシアンに強く出れる。

などパーティに足りなかったものをかなり補完してくれた。

ここだけの話ドリルは50%くらい当ててました。まさに救世主。

○最後に

最終日直前までパーティが固まっておらず、　何度も宇宙開発をしましたが、最後の最後でどの禁伝軸にもある程度戦える並びが完成して良かったです。

また竜王戦（カイオーガ）ルールは、万年5桁→4桁にランクアップできた思い入れのあるシーズンでもあるので、その最終シーズンで構築記事を書けるような結果を得られて良かったです。

最後までお読みいただきありがとうございました。