どうもこんにちは。
ゆうた(アシレいぬ)です。
記事を出すのが少し遅れましたが、今年度から新生活がスタートされた皆様、そうでない皆様もいかがお過ごしでしょうか。
私はこの春から部署を異動してヒィヒィ働いている一方で、大学生、社会人になられたFFの方々をお見かけして「若いなあ…」と眩しい気持ちになっております。
さて今回の記事についてですが、
新生活を迎えられた方々も多く、またSVランクマッチもS5まで終了したということで、一度ここまでの自分ポケモン対戦への取り組み方について、仕事や結婚生活との両立の観点から振り返りまとめてみることにしました。
自分は子育てをしているわけではなく、まためちゃくちゃ激務な仕事に従事しているわけではありませんので偉そうにハウトゥーを書くつもりはありません。
ただ、今年から(またはこれから)社会人になる方、結婚をされてる(または結婚を考えている)方にとって、自分の経験談が少しでもヒントになれば幸いです。
①自己紹介
「んでお前誰だよ」って話だと思うので、本題に入る前に自己紹介をしたいと思います。
私は昨年の11月(SV発売と同時期)に結婚した6年目社会人です。
SVでの実績は
S1 最終40000位台
S2 お休み
S3 最終1886位(最高レート209○)
S4 最終64位(最高最終レート2146)
S5 最終61位(最高最終レート2112)
です。
ここ2シーズンは最終2桁を取れたので、そこそこ頑張ってると思ってもらえるんじゃないかと思う反面、S1とかを見ると「こいつ色々苦労してきたんだな…」という印象を受けるかと思います。
本記事ではこのあたりの体験談も交えながら、実際のここまでの取り組み、意識してきたことを記していければと思います。
②マインドセット
なんだか章題で怪しげな自己啓発本みたいになってしまいましたが、、、
ポケモン対戦って一部それで生活をしている方たち以外にとっては、どこまでいっても趣味の範囲という人が大半だと思います。
だから楽しみ方として、ランクマ対戦を身を削って目標達成のために頑張るも良し、ゆるゆる気楽に対戦をするも良し、色違いや可愛いポケモンと戯れるも良しだと思います。
自分の場合は多少シーズン途中にきついことがあっても、目標達成のために頑張りたいと思ってプレイをしているので、ここからはある程度対戦に取り組んでいる方々向けの言葉になってしまいますが、
自分の中でそこの軸がブレていたり、理想の姿と現実にギャップがあったりするとストレスの要因になるんじゃないかと個人的には感じています。
例えば、「自分はそこまで頑張れないから気楽にプレイしてたけど、いざシーズン勝てないのはつらい」とか、
逆に「学校や仕事、または私生活でやるべきことを頑張らなきゃいけないと思ってるのに、どうしても対戦を続けてしまう」
みたいな感じです。
共通して言えるのは「自分の理想」(ポケモンで勝ちたい・ポケモン以外のことを優先したい)に対して、「ポケモンに費やすリソース」が見合っていないことです。(前者は過小、後者は過大)
自分の場合は、これを真剣に考えるようになったきっかけが惨敗したS1なのですが、
この時は新婚だからポケモンに力を割けなかった…のではなく、むしろめっちゃ対戦していました。ポケモン対戦に夢中になった上でボロ負けしました。
結果自体は取り組み方が間違ってたしシンプルに弱かったしで次頑張れば良い話ですが、そもそもの話として
・仕事へのモチベーション地の底に落ちてるけどこのままで大丈夫か?
・新婚生活でこの強度でポケモンに取り組んでていいのか?
・他の物事に対しても注意散漫になってないか?
というそもそもの取り組み方に葛藤を持つようになりました。
実際仕事ではやることはやっていたし、家事も積極的にやるようにしてたので、誰かから不満を言われたわけではないんですが、このまま進んだら絶対どこかでボロが出ると思った(実際妻も良い気はしてなかったと思う)ので、一度どこまで頑張りたいか「思考の整理」をしてみました。
とりあえず1ヶ月ポケモンをせず過ごしながら、色々と考えたのですが、
結論だけ並べると
①ポケモン対戦をするからには目標達成に向けて真剣に取り組みたい
②条件として「自分の頑張れる(他の物事に支障をきたさない)範囲で」やる
ことにしました。
また、②で制約を設けてしまうと、①を達成できなくないか?と思う面もあったので、そこを解消するために「時間の制約があるなりに戦える方法を模索する」ことを同時に意識して取り組むようにしました。
正直S1は時間を無闇に費やしてるだけの自覚があったので、ここは伸び代・改善の余地があるという手応えもありました。
具体的な取り組みの話は次章でさせていただきます。
自分がどのレベルでポケモンに取り組むのかがブレてしまい苦悩している方は、一度自分に問いかけをするなどして、考えを整理してみるのもいいかもしれません!
※「学校や仕事、または私生活でやるべきことを頑張らなきゃいけないと思ってるのに、どうしても対戦を続けてしまう」
↑これに関連して、参考までに「自分が1ヶ月どのようにしてポケモン対戦を我慢したか」も紹介します。
それはズバリ、「堂々と休止宣言をする」ことです。
自分の場合はTwitterの本アカウントで、また妻・仲の良い友人に、「とりあえず1ヶ月はポケモン対戦から離れる」という宣言をしました。
それと同時に、"これを破ったら意志の弱い人間だと思われる"、"こいつの言葉には信用ならない、重みが全くないと思われる"という心持ちでいました。
このマインドだとやっぱポケモン対戦をやろうなんて思考になりませんでした。
漢に二言はありませんからね。Twitterを見ててポチべが湧きかけても、ラブコメを読んで気持ちを落ち着かせてました。
まあポケ勢の撤退詐欺なんて休憩と同義ですから、前言撤回が悪いことだとは思いませんが、本気でポケモンから離れようと考えているなら、こういうマインドを持つのも手だと思います。
③取り組み内容、意識したこと
⚫︎「忙しい」を言い訳にしない
これは自分の経験上の話ですが、社会人生活、結婚生活は大学時代や独身時代と比べると時間の制約を感じることが多くなりました。
仕事帰りにプレイする時間を取るだけでも大変だし、夫婦生活は自分だけのことを考えているわけにはいきません。
ただそれが理由で「自分の目標順位を達成できなかった」と思ったことはありません。
勝てなかったシーズンは「自分が弱かった」か、あっても「終盤の環境との噛み合いが悪かった」と思うくらいです。
もちろん最上位を目指す方々にとっては、朝9時まで潜れないことは死活問題かもしれませんが、最終2桁ライン周辺はまでは深夜に止めても目指せる圏内だと思ってやってます。
やると決めたのは自分なので、「忙しいから」といった保険は用意せず、「社会人・既婚者でも十分に戦えるぞ!」くらいのマインドで臨むことにしました。
"勝てない理由を並べるのは簡単だけど勝つための努力をするのはめっちょ難しい"ってポッケちんも言ってました。
⚫︎ちゃんと寝る
これは最終日付近はできてない時がありますが、基本的に日常生活を壊してまで取り組んだシーズンで日の目を見たことがありません。
ある程度生活環境を整えて、心の余裕を持って取り組んだ方がプレイングも冴えるので、復帰してから特に意識した点です。
もちろん最終週など多少無理する期間は作りますが、これを1ヶ月通して続けるのは自滅行為です。マジで寝ましょう。
実際S4では最終週を除き、週末(金夜と土日)だけ潜るという試みをしてみました。
1週目で1800、2週目で1900みたいな感じで週ごとに達成しておきたいレートのノルマを設ける感じです。
正直この方法は、平日は健康的に過ごせますが、週末溶かして終わると1週間それを背負うことになり地獄なので、諸説あります。
ただこのように"潜り方のルール"みたいなのを決めておくのは一つの手かもしれません。
⚫︎負けをズルズル引きずらない
これも今もできていない時がありますが、S1で惨敗してからはかなり意識するようになりました。ちゃんと寝ることと繋がる話でもありますね。
ポケモン対戦をやってる人は分かると思いますが、ランクマ対戦は結構運とか噛み合いに左右されることが多いです。
この2つだけで実力差がひっくり返ることだって往々にしてあります。
それはもう致し方ないことで、シーズン通して一生流れが悪いまま終わるなんてことはまずないと思うので、1つの運負け等を引きずってイライラする→判断が荒くなる→次の勝ててた試合も落とす なんていうスパイラルに陥ることは避けたいですね。
そのため自分は流れが悪くなったら、Twitterに反省を呟いたり、時には愚痴をこぼしてスッキリしたり、深呼吸したりロムを変えたり、少し時間を置くようにしていました。
実際1回寝たら次の日はびっくりするくらい勝てたなんてことあるあるですからね。
⚫︎練度で勝負する
構築を作るのが苦手なだけかもしれませんが、自分は何個も構築を考えて試す余裕がなかったので、ひとつの軸を極めることを意識しました。
剣盾で「カイオーガ+サンダー」、「ザシアン+カイオーガ」を長らく使ってたように、SVのパラドックス環境では「セグレイブ+ハバタクカミ」という軸を見つけて、環境の変化に対しては取り巻きをカスタマイズすることで対応するスタイルを形成しました。
これが上手くハマると、構築を考える時間を最小限にすることができ、対戦数を稼ぐことができます。対戦数をこなせると、必要な補完が見えてきたり、構築の練度を上げることができます。
また、ひとつの軸を使い慣れると、局面における選択がある程度ルール化できるので、技選択時間、ひいては対戦時間の短縮に繋がり、これまた対戦数を稼ぐことができます。
ちなみにS4は最終週以外土日のみ潜ってましたが、握っていた構築が一方通行なのも相まって、計600戦くらい対戦しました。
引き出しが複数あるに越したことはないですが、構築を考えるのが得意でない自分が限られた時間の中で強者たちと渡り合うには、このスタイルが適していたのかなと思ってます。
そのため前期の軸を引き続き使えて、かつ構築記事から同様の軸で結果を出した人から学びを得られるシリーズの2シーズン目以降に勝負をかけるのも一つの手かなと思います。。
このゲームテラピース問題もあって、毎月頑張り続けるの難しいですからね。何事もメリハリです。
S4は週末しか潜らなかった分、FFの子と構築を共有して、平日も重いポケモンを把握したり、改善案を出し合うことで練度の部分は補うことができました。
またS5は「ザシオーガ」とか「セグカミ」のような手に馴染む軸は開拓できませんでしたが、ある程度仕上がった構築をFFの人に恵んでもらって、練度を高める時間を十分に取ることができました。
このように「SNSで仲良い人と協力する」、「強い人の型・並びをパクる」という方法を駆使するのも良いと思います。
④結婚生活との両立
③をつらつらと書いていたら、社会人、既婚者云々というより、「限られた時間でどう取り組んだか」という主題になってしまっていました。
まずそもそも奥さんにSwitchを取り上げられたら戦う土俵にも立てないので、「結婚生活とどう折り合いつけてるの?」って話もしてさせていただこうと思います。
まず偉そうに自分語りをすると、結婚生活をしてみて「お互いの価値観にどこまで歩み寄るか」っていう点が非常に難しいと感じています。
「価値観とか考えが合う人を結婚相手に選ぶべき」ってのはもちろんそうなれば良いのですが、全物事に対してお互いの価値観が一致するなんてことはまず考えにくいですからね。
(なんの話をしてるんだろう…)
私は結婚してからもポケモン対戦を続ける(というより続けさせていただく)ために、
「20代後半だけどまだまだポケモン対戦に熱中したい」という"少なくともポジティブには受け取ってもらないだろうな"という価値観について、なるべく相手の理解を得られるように(というか許してもらえるように)心掛けています。
では実際どのような取組みをしているのかということを以下にまとめてました。
⚫︎ポケモン以外のところでは相手の価値観にできるだけ寄り添う
まず夫婦の価値観が異なる例として
①妻は几帳面でこだわりがある⇄自分はガサツで必要最低限のことしかしない
②妻は物事の判断を悩んででも慎重に行いたい⇄私は悩むのが苦手なため裏目を感じなければ即決してしまう
あたりが挙げられます。
だから自分は
①→実家時代は気を使ってなかった細かい場所の汚れとかを気にかける。
平日先に家に帰ったら、すぐに晩御飯を作る。またご飯とおかずだけ(←本音を言うと自分はこれで満足)じゃなくて、野菜や味噌汁もつけて食卓を彩る。
②→妻が悩んでたら急かさずゆっくり見守る。時には選択の後押しをする。
これらはあくまで一例ですが、自分のやりたいことを通す分、他の点ではなるべく相手の考えに合わせて生活をするようにしました。
⚫︎ポケモンのせいで〇〇ができなかったはタブー
幸い妻は「ポケモン対戦に熱くなってること」に対していい年してキモいとかマイナスな感情を持っているわけではありません。(心の奥底では分かりませんが、それについて何か言われたわけではありません。)
「ポケモンを理由に何かが疎かになってたり、支障が出てたら怒る」みたいな感じなので、
「ポケモンのせいで"やるべきことができていない"ということはないようにする」を特に意識しました。
積極的に家事をすることにも繋がる話ですね。
なかなかパートナーにポケモン対戦という趣味を受け入れてもらえなくて悩んでる場合は、正面からぶつかるだけでなく、「相手がポケモン対戦のどこに引っ掛かっているのか?」まで汲み取って、適切なアプローチをできるといいかもしれません。
例えば
・ポケモン対戦に夢中で自分に構ってくれないことに対してなのか?
・ポケモン対戦のせいで他のやるべきことが疎かになりすぎてることに対してなのか?
・この年でポケモン対戦やってること自体あり得ないなのか?
みたいな感じですね。
(正直3つ目だったら詰みな気がするけど…)
余談ですが、この記事を書いている間に妻がポケモンを初めてくれました。
ストーリーもこの前クリアして、結構楽しんでくれたみたいで満足です。
対戦はやらなさそうですが、可愛いポケモンを捕まえるのが好きそうなので、色違い集めを勧めています。
こんな感じでパートナーと一緒にポケモンを楽しむって形を取れるのも良いですね!
⑤終わりに
この記事を書いた主なきっかけが、正直申し上げると「自分他のことと両立しながらこれだけ頑張ったよ!褒めて!」という自己承認欲求です。正直ポケモン対戦もみんなに良いところ見せたくてやってる節もあるし、これは認めざるを得ません。
ただそれと同時に時々Twitterで、最上位で戦ったわけでもないのに、「社会人は忙しいからポケモン対戦では学生やニートに勝てない」、「ポケモンは暇なやつが勝てるゲーム」みたいなマイナスな呟きを目にしてムカつくことがあるからです。
自分自身ポケモンを社会人になってから始めたのでその真偽はわかりませんし、朝まで潜る必要のある最上位の世界は話が違うのかもしれません。
また仕事や私生活の関係で人それぞれ難しいことももあるのかもしれません。
ただ、
「ニートだろうが暇だろうが努力してポケモンで上位まで上り詰めることはすごくてカッコいいことだろ」って想いがあるし、「社会人でも時間を作ってちゃんと結果を出してる人もいるだろ」とも思ってるし、「そういう人たちの努力を"時間があるから"なんて簡単な言葉でまとめて水を刺すのは失礼」とも考えています。
だから"社会人になってもポケモンを頑張りたいと思ってる人の不安を煽る"のではなく、"社会人でもちゃんと取り組めばある程度の結果はついてくるし、自己記録も更新できる"という勇気を持ってもらえたら嬉しいなと思って記事を書いた部分もあります。
冒頭でも申し上げたように、自分の経験談を好きに披露しつつ、この記事を読んで「これから忙しくなるけど、大好きなポケモン対戦は諦めずに頑張ろう」という方モチベーションに、または取り組み方を読んで、少しでもヒントにしてくれる方がいれば幸いです。
(もちろんのめり込んでしまった時の責任は取れないので、無理のない範囲で頑張ってくださいね。)
ではシーズン6も頑張る人は頑張りましょう!
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それでは!