ポケモン対戦との向き合い方〜仕事・結婚〜

どうもこんにちは。

ゆうた(アシレいぬ)です。

 

記事を出すのが少し遅れましたが、今年度から新生活がスタートされた皆様、そうでない皆様もいかがお過ごしでしょうか。

私はこの春から部署を異動してヒィヒィ働いている一方で、大学生、社会人になられたFFの方々をお見かけして「若いなあ…」と眩しい気持ちになっております。

 

さて今回の記事についてですが、

新生活を迎えられた方々も多く、またSVランクマッチもS5まで終了したということで、一度ここまでの自分ポケモン対戦への取り組み方について、仕事や結婚生活との両立の観点から振り返りまとめてみることにしました。

自分は子育てをしているわけではなく、まためちゃくちゃ激務な仕事に従事しているわけではありませんので偉そうにハウトゥーを書くつもりはありません。

ただ、今年から(またはこれから)社会人になる方、結婚をされてる(または結婚を考えている)方にとって、自分の経験談が少しでもヒントになれば幸いです。

 

①自己紹介

「んでお前誰だよ」って話だと思うので、本題に入る前に自己紹介をしたいと思います。

 

私は昨年の11月(SV発売と同時期)に結婚した6年目社会人です。

SVでの実績は

S1 最終40000位台

S2 お休み

S3 最終1886位(最高レート209○)

S4 最終64位(最高最終レート2146)

S5 最終61位(最高最終レート2112)

です。

ここ2シーズンは最終2桁を取れたので、そこそこ頑張ってると思ってもらえるんじゃないかと思う反面、S1とかを見ると「こいつ色々苦労してきたんだな…」という印象を受けるかと思います。

 

本記事ではこのあたりの体験談も交えながら、実際のここまでの取り組み、意識してきたことを記していければと思います。

 

マインドセット

なんだか章題で怪しげな自己啓発本みたいになってしまいましたが、、、

ポケモン対戦って一部それで生活をしている方たち以外にとっては、どこまでいっても趣味の範囲という人が大半だと思います。

だから楽しみ方として、ランクマ対戦を身を削って目標達成のために頑張るも良し、ゆるゆる気楽に対戦をするも良し、色違いや可愛いポケモンと戯れるも良しだと思います。

自分の場合は多少シーズン途中にきついことがあっても、目標達成のために頑張りたいと思ってプレイをしているので、ここからはある程度対戦に取り組んでいる方々向けの言葉になってしまいますが、

自分の中でそこの軸がブレていたり、理想の姿と現実にギャップがあったりするとストレスの要因になるんじゃないかと個人的には感じています。

例えば、「自分はそこまで頑張れないから気楽にプレイしてたけど、いざシーズン勝てないのはつらい」とか、

 

逆に「学校や仕事、または私生活でやるべきことを頑張らなきゃいけないと思ってるのに、どうしても対戦を続けてしまう」

みたいな感じです。

 

共通して言えるのは「自分の理想」(ポケモンで勝ちたい・ポケモン以外のことを優先したい)に対して、「ポケモンに費やすリソース」が見合っていないことです。(前者は過小、後者は過大)

 

自分の場合は、これを真剣に考えるようになったきっかけが惨敗したS1なのですが、

この時は新婚だからポケモンに力を割けなかった…のではなく、むしろめっちゃ対戦していました。ポケモン対戦に夢中になった上でボロ負けしました。

 

結果自体は取り組み方が間違ってたしシンプルに弱かったしで次頑張れば良い話ですが、そもそもの話として

・仕事へのモチベーション地の底に落ちてるけどこのままで大丈夫か?

・新婚生活でこの強度でポケモンに取り組んでていいのか?

・他の物事に対しても注意散漫になってないか?

というそもそもの取り組み方に葛藤を持つようになりました。

 

実際仕事ではやることはやっていたし、家事も積極的にやるようにしてたので、誰かから不満を言われたわけではないんですが、このまま進んだら絶対どこかでボロが出ると思った(実際妻も良い気はしてなかったと思う)ので、一度どこまで頑張りたいか「思考の整理」をしてみました。

とりあえず1ヶ月ポケモンをせず過ごしながら、色々と考えたのですが、

結論だけ並べると

ポケモン対戦をするからには目標達成に向けて真剣に取り組みたい

②条件として「自分の頑張れる(他の物事に支障をきたさない)範囲で」やる

ことにしました。

 

また、②で制約を設けてしまうと、①を達成できなくないか?と思う面もあったので、そこを解消するために「時間の制約があるなりに戦える方法を模索する」ことを同時に意識して取り組むようにしました。

正直S1は時間を無闇に費やしてるだけの自覚があったので、ここは伸び代・改善の余地があるという手応えもありました。

具体的な取り組みの話は次章でさせていただきます。

 

自分がどのレベルでポケモンに取り組むのかがブレてしまい苦悩している方は、一度自分に問いかけをするなどして、考えを整理してみるのもいいかもしれません!

 

※「学校や仕事、または私生活でやるべきことを頑張らなきゃいけないと思ってるのに、どうしても対戦を続けてしまう」

↑これに関連して、参考までに「自分が1ヶ月どのようにしてポケモン対戦を我慢したか」も紹介します。

それはズバリ、「堂々と休止宣言をする」ことです。

自分の場合はTwitterの本アカウントで、また妻・仲の良い友人に、「とりあえず1ヶ月はポケモン対戦から離れる」という宣言をしました。

それと同時に、"これを破ったら意志の弱い人間だと思われる"、"こいつの言葉には信用ならない、重みが全くないと思われる"という心持ちでいました。

このマインドだとやっぱポケモン対戦をやろうなんて思考になりませんでした。

漢に二言はありませんからね。Twitterを見ててポチべが湧きかけても、ラブコメを読んで気持ちを落ち着かせてました。

 

まあポケ勢の撤退詐欺なんて休憩と同義ですから、前言撤回が悪いことだとは思いませんが、本気でポケモンから離れようと考えているなら、こういうマインドを持つのも手だと思います。

 

③取り組み内容、意識したこと

⚫︎「忙しい」を言い訳にしない

これは自分の経験上の話ですが、社会人生活、結婚生活は大学時代や独身時代と比べると時間の制約を感じることが多くなりました。

仕事帰りにプレイする時間を取るだけでも大変だし、夫婦生活は自分だけのことを考えているわけにはいきません。

ただそれが理由で「自分の目標順位を達成できなかった」と思ったことはありません。

勝てなかったシーズンは「自分が弱かった」か、あっても「終盤の環境との噛み合いが悪かった」と思うくらいです。

もちろん最上位を目指す方々にとっては、朝9時まで潜れないことは死活問題かもしれませんが、最終2桁ライン周辺はまでは深夜に止めても目指せる圏内だと思ってやってます。

やると決めたのは自分なので、「忙しいから」といった保険は用意せず、「社会人・既婚者でも十分に戦えるぞ!」くらいのマインドで臨むことにしました。

"勝てない理由を並べるのは簡単だけど勝つための努力をするのはめっちょ難しい"ってポッケちんも言ってました。

 

⚫︎ちゃんと寝る

これは最終日付近はできてない時がありますが、基本的に日常生活を壊してまで取り組んだシーズンで日の目を見たことがありません。

ある程度生活環境を整えて、心の余裕を持って取り組んだ方がプレイングも冴えるので、復帰してから特に意識した点です。

もちろん最終週など多少無理する期間は作りますが、これを1ヶ月通して続けるのは自滅行為です。マジで寝ましょう。

 

実際S4では最終週を除き、週末(金夜と土日)だけ潜るという試みをしてみました。

1週目で1800、2週目で1900みたいな感じで週ごとに達成しておきたいレートのノルマを設ける感じです。

正直この方法は、平日は健康的に過ごせますが、週末溶かして終わると1週間それを背負うことになり地獄なので、諸説あります。

ただこのように"潜り方のルール"みたいなのを決めておくのは一つの手かもしれません。

 

⚫︎負けをズルズル引きずらない

これも今もできていない時がありますが、S1で惨敗してからはかなり意識するようになりました。ちゃんと寝ることと繋がる話でもありますね。

 

ポケモン対戦をやってる人は分かると思いますが、ランクマ対戦は結構運とか噛み合いに左右されることが多いです。

この2つだけで実力差がひっくり返ることだって往々にしてあります。

それはもう致し方ないことで、シーズン通して一生流れが悪いまま終わるなんてことはまずないと思うので、1つの運負け等を引きずってイライラする→判断が荒くなる→次の勝ててた試合も落とす なんていうスパイラルに陥ることは避けたいですね。

そのため自分は流れが悪くなったら、Twitterに反省を呟いたり、時には愚痴をこぼしてスッキリしたり、深呼吸したりロムを変えたり、少し時間を置くようにしていました。

 

実際1回寝たら次の日はびっくりするくらい勝てたなんてことあるあるですからね。

 

⚫︎練度で勝負する

構築を作るのが苦手なだけかもしれませんが、自分は何個も構築を考えて試す余裕がなかったので、ひとつの軸を極めることを意識しました。

剣盾で「カイオーガ+サンダー」、「ザシアン+カイオーガ」を長らく使ってたように、SVのパラドックス環境では「セグレイブ+ハバタクカミ」という軸を見つけて、環境の変化に対しては取り巻きをカスタマイズすることで対応するスタイルを形成しました。

これが上手くハマると、構築を考える時間を最小限にすることができ、対戦数を稼ぐことができます。対戦数をこなせると、必要な補完が見えてきたり、構築の練度を上げることができます。

また、ひとつの軸を使い慣れると、局面における選択がある程度ルール化できるので、技選択時間、ひいては対戦時間の短縮に繋がり、これまた対戦数を稼ぐことができます。

ちなみにS4は最終週以外土日のみ潜ってましたが、握っていた構築が一方通行なのも相まって、計600戦くらい対戦しました。

 

引き出しが複数あるに越したことはないですが、構築を考えるのが得意でない自分が限られた時間の中で強者たちと渡り合うには、このスタイルが適していたのかなと思ってます。

 

そのため前期の軸を引き続き使えて、かつ構築記事から同様の軸で結果を出した人から学びを得られるシリーズの2シーズン目以降に勝負をかけるのも一つの手かなと思います。。

このゲームテラピース問題もあって、毎月頑張り続けるの難しいですからね。何事もメリハリです。

 

S4は週末しか潜らなかった分、FFの子と構築を共有して、平日も重いポケモンを把握したり、改善案を出し合うことで練度の部分は補うことができました。

またS5は「ザシオーガ」とか「セグカミ」のような手に馴染む軸は開拓できませんでしたが、ある程度仕上がった構築をFFの人に恵んでもらって、練度を高める時間を十分に取ることができました。

このように「SNSで仲良い人と協力する」、「強い人の型・並びをパクる」という方法を駆使するのも良いと思います。

 

④結婚生活との両立

③をつらつらと書いていたら、社会人、既婚者云々というより、「限られた時間でどう取り組んだか」という主題になってしまっていました。

まずそもそも奥さんにSwitchを取り上げられたら戦う土俵にも立てないので、「結婚生活とどう折り合いつけてるの?」って話もしてさせていただこうと思います。

 

まず偉そうに自分語りをすると、結婚生活をしてみて「お互いの価値観にどこまで歩み寄るか」っていう点が非常に難しいと感じています。

「価値観とか考えが合う人を結婚相手に選ぶべき」ってのはもちろんそうなれば良いのですが、全物事に対してお互いの価値観が一致するなんてことはまず考えにくいですからね。

(なんの話をしてるんだろう…)

 

私は結婚してからもポケモン対戦を続ける(というより続けさせていただく)ために、

「20代後半だけどまだまだポケモン対戦に熱中したい」という"少なくともポジティブには受け取ってもらないだろうな"という価値観について、なるべく相手の理解を得られるように(というか許してもらえるように)心掛けています。

 

では実際どのような取組みをしているのかということを以下にまとめてました。

⚫︎ポケモン以外のところでは相手の価値観にできるだけ寄り添う

まず夫婦の価値観が異なる例として

①妻は几帳面でこだわりがある⇄自分はガサツで必要最低限のことしかしない

②妻は物事の判断を悩んででも慎重に行いたい⇄私は悩むのが苦手なため裏目を感じなければ即決してしまう

あたりが挙げられます。

だから自分は

①→実家時代は気を使ってなかった細かい場所の汚れとかを気にかける。

平日先に家に帰ったら、すぐに晩御飯を作る。またご飯とおかずだけ(←本音を言うと自分はこれで満足)じゃなくて、野菜や味噌汁もつけて食卓を彩る。

 

②→妻が悩んでたら急かさずゆっくり見守る。時には選択の後押しをする。

これらはあくまで一例ですが、自分のやりたいことを通す分、他の点ではなるべく相手の考えに合わせて生活をするようにしました。

 

 

 

⚫︎ポケモンのせいで〇〇ができなかったはタブー

幸い妻はポケモン対戦に熱くなってること」に対していい年してキモいとかマイナスな感情を持っているわけではありません。(心の奥底では分かりませんが、それについて何か言われたわけではありません。)

ポケモンを理由に何かが疎かになってたり、支障が出てたら怒る」みたいな感じなので、

ポケモンのせいで"やるべきことができていない"ということはないようにする」を特に意識しました。

積極的に家事をすることにも繋がる話ですね。

 

 

なかなかパートナーにポケモン対戦という趣味を受け入れてもらえなくて悩んでる場合は、正面からぶつかるだけでなく、「相手がポケモン対戦のどこに引っ掛かっているのか?」まで汲み取って、適切なアプローチをできるといいかもしれません。

例えば

ポケモン対戦に夢中で自分に構ってくれないことに対してなのか?

ポケモン対戦のせいで他のやるべきことが疎かになりすぎてることに対してなのか?

・この年でポケモン対戦やってること自体あり得ないなのか?

みたいな感じですね。

(正直3つ目だったら詰みな気がするけど…)

 

余談ですが、この記事を書いている間に妻がポケモンを初めてくれました。

ストーリーもこの前クリアして、結構楽しんでくれたみたいで満足です。

対戦はやらなさそうですが、可愛いポケモンを捕まえるのが好きそうなので、色違い集めを勧めています。

こんな感じでパートナーと一緒にポケモンを楽しむって形を取れるのも良いですね!

 

⑤終わりに

この記事を書いた主なきっかけが、正直申し上げると「自分他のことと両立しながらこれだけ頑張ったよ!褒めて!」という自己承認欲求です。正直ポケモン対戦もみんなに良いところ見せたくてやってる節もあるし、これは認めざるを得ません。

ただそれと同時に時々Twitterで、最上位で戦ったわけでもないのに、「社会人は忙しいからポケモン対戦では学生やニートに勝てない」ポケモンは暇なやつが勝てるゲーム」みたいなマイナスな呟きを目にしてムカつくことがあるからです。

自分自身ポケモンを社会人になってから始めたのでその真偽はわかりませんし、朝まで潜る必要のある最上位の世界は話が違うのかもしれません。

また仕事や私生活の関係で人それぞれ難しいことももあるのかもしれません。

ただ、

ニートだろうが暇だろうが努力してポケモンで上位まで上り詰めることはすごくてカッコいいことだろ」って想いがあるし、「社会人でも時間を作ってちゃんと結果を出してる人もいるだろ」とも思ってるし、「そういう人たちの努力を"時間があるから"なんて簡単な言葉でまとめて水を刺すのは失礼」とも考えています。

だから"社会人になってもポケモンを頑張りたいと思ってる人の不安を煽る"のではなく、"社会人でもちゃんと取り組めばある程度の結果はついてくるし、自己記録も更新できる"という勇気を持ってもらえたら嬉しいなと思って記事を書いた部分もあります。

 

冒頭でも申し上げたように、自分の経験談を好きに披露しつつ、この記事を読んで「これから忙しくなるけど、大好きなポケモン対戦は諦めずに頑張ろう」という方モチベーションに、または取り組み方を読んで、少しでもヒントにしてくれる方がいれば幸いです。

(もちろんのめり込んでしまった時の責任は取れないので、無理のない範囲で頑張ってくださいね。)

 

ではシーズン6も頑張る人は頑張りましょう!

記事の感想とかもらえるとめっちょ喜びます!

それでは!

【SVシーズン4最終64位】 最終R2146 ~コノヨ展開セグカミ海賊団~

どうもこんにちは。ゆうた(アシレいぬ)です。

今期はSV初の最終2桁を達成することができましたので、構築記事を書かせていただきます。

 

〇並び

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230401003727j:image

 

〇結果

TN:マスカレーヌ 最高最終R2146 最終64位

※現在出先のため、ゲーム画面は後ほど掲載します。

 

〇構築経緯

今期は土日だけ潜る予定で1から新しい構築を考えて試す余裕がなかったので、
とりあえず前期最終日付近に使用していた並びをベースに組み始めることにした。

https://m4hkmqy0esbsqvb.hatenablog.com/entry/2023/03/02/192537


このうちf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235739j:imagef:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235752j:imagef:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235806j:imagef:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235857j:imageの並びはしっくり来ていたので、その補完として欲しい要素を持った新戦力として、

・初手出し要員として安定感がある
・胞子の一貫を切れる
ステルスロックを撒ける
「襷f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235920j:imageを採用。

コノヨザルのステロから一方的に高火力を押し付ける展開の使用感が良く、逆にヘイラッシャやドオーのような受けに回る駒で相手の動きに対応するのが難しく感じるようになったため、基本選出を「攻め駒+クッション」から「コノヨザル始動のステロ展開」に変更。

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235752j:imageの型について、
ステロ展開をするなら瞬間火力よりもスイープ性能が必要だと思ったので、
「拘り眼鏡型」→「ブーストエナジー型」に変更。
※セグレイブは命の珠型でもある程度の対面性能を確保でき、重要な崩し役を担っていたため前期と同様の型で続投。

ステロ展開と相性のいいアタッカー枠として、
エスパー(というかクエスパトラ)の一貫を切れる

・相手のステロ・毒菱展開に強い
・Sを振って格闘技を入れることでここまで重い相手のドドゲザンに強く出れる
という条件を満たしたf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235952j:imageを採用。

・構築コンセプト変更により選出機会が少なくなっていたこと

・ハバカミの型を炎テラス瞑想マジフレ型にしたことでジバコイルロトム等を起点にできるので、これらの選出を渋らせるのは弱いと思ったこと

から、泣く泣くf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235857j:imageを解雇

最後の1枠として、コノヨザルが初手に仕事をしにくいミミッキュ、マスカーニャ、テツノブジンに初手出しできるf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230401000019j:imageを採用して構築が完成。

 

〇個体紹介

①セグレイブ@命の珠 電気テラス 

性格:意地っ張り
特性:熱交換
調整:AS252余り4
技構成:巨剣突撃 テラバースト 剣舞 氷の礫

前期に引き続き命の珠電気テラスで採用。
相手のヘイラッシャをごり押しできて最低限f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235952j:image圏内に押し込むパワーがある。

 

また今期は挑発ビルドイダイナキバを外したので、対面駒でもあるが、キョジオーンや受け寄りの並びの崩し枠としての役割を持っていた。

 

一見セグカミラッシャに強めなジバコイルハッサムを起点に電気テラス剣舞を積む動きが強力。

 

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235752j:imagef:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235952j:imageも後発から出したいポケモンだったので、相手を1体以上薙ぎ倒して高火力の礫を叩き込んで退場する中継ぎ枠として場に出すことが多かった。

 

一方命の珠や巨剣突撃のせいで場持ちが悪く速攻で先制技圏内に入るので、本来有利なはずのカイリューがめっちゃきついのがネック。

 

剣舞を積める展開は3タテを決めてくれることもあったが、その反面テラスを切ることが前提であったり、ステロを撒かれると一気に弱くなるので、選出は慎重に行なった。


②ハバタクカミ@ブーストエナジー 炎テラス 

性格:臆病
特性:古代活性
調整:H148 B108 C180 D12 S60
技構成:ムーンフォース パワージェム マジカルフレイム 瞑想 

※調整は前期34位のよだれだこさんの構築記事から拝借しました。

ブーストエナジーによりまた新たな境地に達してしまった神。

拘り眼鏡型と比べてストッパー・スイーパー性能共に高く、技を打ち分けて優秀な補助技も駆使できるので、交代ボタンを押さない前提であればスペックが段違いに向上する。

あとテツノツツミに対面強くなるのがめちゃくちゃ良い。

ブーストエナジーの強みを活かす(というより弱みを消す)ためにできるだけ後発で通すことを意識した。

 

テラスタイプは礫やバレパンなど先制技耐性をつけて動く回数を増やすことができるタイプのうち、「マジカルフレイム」の火力を上げられる炎とした。
「炎テラス+瞑想(+マジフレ)」でジバコイルやテツノドクガ等本来不利寄りの特殊アタッカーを起点にする動きが強そうだったので補助技に「瞑想」を採用した。

 

またシャドーボールはそこまで打つことがなく、不意にくる炎テラスが構築単位で重かったので、「パワージェム」を採用した。

 

調整が本当に偉く、カイリューのA+1地震をA特化でも高乱数で耐えて、火力も低くないので、呪いなどでマルスケさえ剥がせれば竜舞積んだカイリューを上から切り返してくれる。

 

③ヘイラッシャ@食べ残し 草テラス 

性格:腕白
特性:天然
調整:H252 B196 D60

HB→できるだけ高く

HD→ハバカミの妖テラス眼鏡ムンフォ確定耐え
技構成:地震 あくび 守る 眠る

 

かなり前のめりな構築になったので、今期はほぼ見せポケであった。

それでも選出段階で相手の積み展開を渋らせたり、f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230401014545j:imageが起点にできる特殊アタッカーを引っ張り出せるなど、パーティに入れておくだけで圧力を与えてくれたと思う。

 

あまりにも選出しなくなったので、いっそ特定の軸にメタを張った技構成にすることとし、毒菱+イルカマンにTOD勝ちできる「眠る」、イルカマンと同居するジバコイルを意識して「地震を採用した。

 

テラスタイプは潜らない平日にピースを集めることに成功したため、イルカマンの草結びとジバコイル両方に耐性を持ち、いざ来ると重いミミガッサの並び両方を見れるようになる草とした。

 

終盤にかけて勝率が著しく落ちていた対イルカマン軸だが、ヘイラッシャをこの型にしたことで苦手意識がなくなって良かった。

 

④コノヨザル@気合いの襷 炎テラス 

性格:陽気
特性:やるき
調整:H188 B68 S252
技構成:憤怒の拳 地ならし 呪い ステルスロック 
HB→特化セグレイブの巨剣+礫を97%以上耐え

S→最終日付近環境のコノヨザルがみんな速かったので、ミラー意識で最速

 

行動保証+S操作により安定してステロ展開を作れる点は前期序盤まで使っていたサケブシッポと同様であるが、このポケモンは対面駒として相手を倒す力もある。

 

眼鏡カミとか眼鏡ドクガに対面勝てるので、必ずしも2-3から試合を始めるわけではなく、目の前の相手を倒すのか、S操作+ステロで起点に徹するのかの判断が重要。

 

技構成は
構築コンセプトの「ステルスロック
S操作&キラフロルやテツノドクガを倒せる「地ならし」
最大火力の「憤怒の拳」
@1はドレインパンチや命懸けも候補だが、HP1からでもヘイラッシャやカイリューに負荷をかけて後続に繋げる「呪い」を採用した。

 

上手い人は初手蜻蛉やボルチェンで襷を割ってからハバカミや眼鏡ドクガを着地してくるので、その両者にカウンターを決められる炎テラスで採用。

ミミッキュと対面してしまった場合もたまに切る。

 

初手出しで仕事できる範囲が非常に広いため、
テツノブジンやミミッキュのような一部の明確に苦手な相手にだけ取り巻きで回答を用意しておけばよく、選出・立ち回りが歪むことが少ないためブレずにコンセプトを通せることが多くて偉かった。

 

ただ初手コノヨザル一点読みでガンメタポケモンを投げられた時はボコボコにされた。

 

⑤ドドゲザン@黒い眼鏡 悪テラス

性格:意地っ張り
特性:総大将
調整:AS252余りB
技構成:ドゲザン 不意打ち けたぐり アイアンヘッド

 

基本的にラス1を託す大将枠。

環境のドドゲザンの Sラインがどんどん伸びていた気がしたので、調整はASに振り切った。

 

技構成は、
最大打点の「ドゲザン」
先制技の「不意打ち」
ミラーとノーマルテラスに打つ「けたぐり」
フェアリーテラスに打つ一致打点の「アイアンヘッド

この技範囲を確保すると、
中継ぎのf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235739j:imagef:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235752j:imageが相手に切られやすいノーマル・鋼・フェアリーテラスタルどれがきても裏から弱点を付ける点が強い。 

「ここでf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235739j:imageの巨剣を妖テラスで透かされても、その時は土下座のアイヘで倒せるよね」精神でセグレイブが突撃しまくれた。

あと最終日の最後の試合は1サイクル目でけたぐりを見せたこともあって、f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235952j:imageミラーで妖テラバを切られたので、それを見てからアイアンヘッドでスイープして勝つことができた。

 

相手の裏次第では数的不利を捲れる性能があるので、テラス権を先に使うか、こいつに勝ちルートを託すかの見極めが大事。

(裏にハバカミやミミッキュがいそうならテラス切らないから他のポケモンに切っちゃう、ガブリアスとかセグレイブがいそうなら悪テラス残しとこみたいな)

 

不意打ちは最強の先制技だが結局択が生じるので、f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230401000019j:imageの呪いから繋いだり、不意打ちを押さなくても相手の技を耐えるかダメ計したり、なるべく打たなくても勝てる道を探すことを意識した。

これは理想論で接戦の際は何度も魂の勝負を仕掛けた。

 

ミミッキュゴツゴツメット 草テラス 

性格:意地っ張り
特性:化けの皮
調整:H228 A252  S28

H→化けの皮効率

A→火力を確保するため特化

 S→耐久カイリューや最速アラブルタケなど意識

技構成:じゃれつく かげうち 呪い シャドークロー

 

今期の救世主。

相手のf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235920j:image展開への警戒心が高く、初手にマスカーニャやテツノブジンをよく出されるので、そこに合わせて初手出ししていた。

 

持ち物は命の珠が余ってなかったので、ミミッキュ好きのだみくんに相談して提案してくれたゴツゴツメットを採用。

マスカーニャやテツノブジンがf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230401000019j:imageの皮を剥がすときはだいたい叩き落とすを打つので、ゴツメダメ+じゃれつくで襷を貫通して倒し切って試合を3-2から始められる。

 

またf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230401000019j:imageミラーでもゴツメの補助+H振りにより対面有利を取ることができる。

HAベースにすることで相手のダメ感的に落とせるところをミリ耐えして切り返すみたいな展開がたくさんあったので、耐久振りにして正解であった。

 

テラスタイプはヘイラッシャが出せない並びのイルカマンや胞子勢に相手の見えないところから勝つための草

 

技構成はメインウェポンの「じゃれつく」、「かげうち」、ヘイラッシャなどの物理受けに引かれた時に負荷をかけられる「呪い」は確定。

@1は自由枠で、

・サーフゴーへの打点になるシャドークロー

・めんどくさい系のポケモンを呪いと合わせて崩せる挑発

あたりを使い回した。

イルカマンに絶対勝ちたいならテラスタルを活かせるウッドハンマーにしてもいいと思う。

 

初手だけでなく中継ぎ枠で出して、

呪いで相手の積み展開を流したり、f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235952j:imageの不意打ちで縛りにいく動きも強力で、格闘勢にテラスタルを切らせられるなどタイプ上の相性も偉かった。

 

〇選出・立ち回り

●基本選出
f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235920j:image@2セグカミミミ土下座から通ってるやつ2枚
ステロ展開から積んだり殴ったり呪ったりして高火力で押し切る。

相手もステロを撒きそうならなるべくf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235739j:imageは出さない。

相手にf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235952j:imageがいたらこちらもf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235952j:imageで応戦。

格闘タイプがいたらなるべくf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235952j:imageは投げない。

ツツミがいたらハバカミを投げたい。

終盤はコノヨ+カミ+土下座の通りが良すぎて7割以上出した。


ただしコノヨ展開をしづらい以下のポケモン入りには選出を工夫する。

・テツノブジン
f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230401000019j:image@2

 f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235752j:imagef:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235739j:imageが多かったかも。

ミミッキュ
f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230401000019j:image@2

   なるべくミミッキュを合わせるが、どうしてもステロが欲しい時は炎テラスを切る覚悟でf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235920j:imageから入ることもある。

・マスカーニャ

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235920j:imageで地ならし→ステロ→f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235739j:imageの礫で縛る動きが取れるが、

 変幻自在で悪やフェアリータイプになられると礫で縛れないのでなるべくf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230401000019j:imageから入りたい。 

 

●対フロルカイリュー等毒菱展開
f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235920j:imagef:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235752j:imagef:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235952j:image
 ステロと毒菱は好きに撒かせて相手を倒すことを優先、裏に設置技が痛くないポケモンを置いて詰め切ることを意識する。
 地ならしでフロルを倒す→カイリューに呪いを打って退場→f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235752j:imagef:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235952j:imageで詰めるのが理想ルート。

 

●対塩カミドクガアマガカイナみたいなやつ
f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235920j:imagef:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235739j:image@1
ステロ+呪いの削りからセグレイブの剣舞で崩していくことを意識。
カイリュー入りならハバカミを投げたい。それ以外なら土下座の方が良い。ミミッキュもたまに出す。

 

●イルカ軸

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235739j:imagef:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235806j:imageorf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230401000019j:image@1

とにかく数的有利をとってイルカマンに切り返しをさせず勝ち切る動きを意識。

毒菱要員いたらf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230331235806j:image、対面的な並びならf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230401000019j:imageを投げたい。

 

〇重いポケモン

・急に炎テラスタルしてくるやつ

→炎タイプへの打点が構築単位で乏しい。

・鉢巻ガブリアス

→地面の一環切れてないため、殴られてるだけで負ける。炎テラスなんて切られたら最悪。

ミミッキュ

→コノヨセグカミが不利を取る。こちらのミミッキュか、テラスで無理矢理処理する。

・テツノブジン+アマガとかハッサム

ミミッキュからしか入れないのに、後出しからテンポ取られるポケモンがいるのはキツイ。

・アラブルタケ

→未だに明確な倒し方わからん。

・HB気合い玉サーフゴー

→コノヨやミミッキュじゃ勝てない寄りだからドドゲザン投げたら飛ばされた。

 

〇Special Thanks

・ハバタクカミを始め色々と対戦用個体を提供してくれてシーズン中何度も応援してくれたぎょんさむニキ

・ヘイラッシャやドオーの孵化余りを恵んでくれたAOIネキ

・ハバタクカミの炎テラス個体を貸してくれて共に命燃やして頑張ってくれたおすかるさん

・平日も自分の構築を使ってくれて、重いポケモンを教えてくれたりテラスタイプ・技構成について一緒に考えてくれたあやたかくん。

ミミッキュの持ち物にゴツメを提案してくれただみくん、原案者のるっさん。

・シーズン中ずっと自分の前を走ってモチベを上げてくれたはとよめくんやありげいつさん

・前期上位で構築記事を参考にさせていただいた方々

・順位ツイにリプをくれたり応援してくれたFFの皆様

本当にありがとうございました!

 

〇終わりに

SVでは何も成し遂げられていなかったので、良い結果が得られて嬉しいです!

かなり早い段階で保存してしまったので、次はどこかのシーズンで更なる高みを目指したいです!


今期は土日だけ潜るという新たな試みをしてみましたが、結局週末と終盤はムキになって潜っていました。

ノルマ達成できると1週間を気持ちよく過ごせるけど、日曜日溶かして終わると1週間溶かしたレートを背負って過ごさないといけなくなって気分最悪なので、あまりオススメできる向き合い方ではありません。

 

今期は環境のポケモンをある程度把握してて、構築の土台もあったのでこのスタンスで結果を出すことができましたが、

自分は構築作成力もポケモン対戦への理解度もプレイングスキルも高い方ではなく、

トライ&エラーを繰り返す根性と学習力と練度で何とかしてるタイプなので、もう数ヶ月同じルールでやりたかったですね。。

来年度から異動により仕事が忙しめになりますが、全くポケモンできないわけでもなさそうなので、頑張れる月は頑張りたいと思います。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは!

 

 

S3振り返り反省会【最高209○、最終1886位】

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230302191820p:image

どうもゆうた(アシレいぬ)です。

S3お疲れ様でした。

目標としてた順位が取れず凹んでましたが、シーズン通して振り返るといい戦いができていたのと、構築作りながら下書きも作っていたので、反省点を添えて簡単に記事にすることにしました。

以下使用してた並びです。

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20230302184814j:image

※最終日前日に作り直したので209○まで行った並びとは若干違いますが、この構築でも21チャレチャレくらいまでは行きました。

〇構築経緯

①「セグレイブ」+②「ハバタクカミ」の2枚の対応範囲が広く使用感が良かったので軸として採用。
セグカミ(ラッシャ)に勝てるセグカミを組めばレートを盛れると考え、
2体の型は、
セグレイブをヘイラッシャの受け出しを許さない「電気テラス命の珠型」
ハバタクカミをミラーに強い「鋼テラス最速眼鏡型」で採用した。

次に
・セグレイブミラーや鋼物理への引き先
・眼鏡ハバカミが相手を倒して拘ったところを起点にしてくる積みポケのストッパー

として、③「HBヘイラッシャ」を採用した。
(ヘイラッシャを使いたくなくてこの枠はアーマーガアやHBロトムを試したけどこのナマズの役割範囲が偉すぎて結局セグカミラッシャになった...。)

次にキョジオーンやアーマーガア絡みの崩し枠として、
④「DSブーストエナジーイダイナキバ」を採用した。
キョジオーンを崩せるポケモンはどうしても単体パワーが落ちやすいが、
このポケモン素の数値+S上昇により対面性能も兼ね備えているのが偉いポイントであった。

次に壁+クエスバトン、キョジオーン+イダイナキバが止まるポケモンの並び(水ロトムやラッシャ等)、
受けループなどに仕事ができるポケモンとして、⑤「スカーフサーフゴー」を採用した。

最後にセグカミラッシャに入っているジバコイルやテツノブジン、単体だと水ロトムやテツノドクガが重く、
また受けループに対して毒菱回収要員が欲しかったので、⑥「貯水ドオー」を採用して構築が完成した。

〇個体紹介

①セグレイブ@命の珠 電気テラス

性格:意地っ張り
調整:H68 A236 S204
H→命の珠効率意識
A→できるだけ高く
S→準速カイリュー抜き
技構成:巨剣突撃 テラバースト 剣舞 氷の礫


・ヘイラッシャが電気テラバ受からない
・HBロトムが巨剣突撃受からない
など相手の想定外の火力で崩しにいく動き強そうじゃね?と思って投入したら本当に強かった。
※電気テラバ珠セグレイブ自体はSVで凄い結果を残してるべいー(五里霧中)さんが使っていたので着想はそこから得ました。

 

べいーさんの記事を漁ったところ技構成に剣舞を入れていて、
これならキョジオーンや受けループにも役割持てそうだし、
ハバカミが眼鏡かエナジーの妖テラスばかりだったのでA+2礫で縛れるの強そうじゃね?と思ったらこの動きは本当に強かった。

 

ちなみに先に剣舞すればクレベースまで崩せる。
(テラスしないとボディプレスで死ぬので注意)

最終日前日に投入したポケモンで煮詰めればもっと可能性があると感じたので、もっと強い動かし方を模索したいと思います。

②ハバタクカミ@拘り眼鏡 鋼テラス

性格:臆病
調整:H20 B100 C136 S252
HB→テラス時ハッサムのバレパンを2耐えなどなんやかんやいろんな技を耐えるライン
C→できるだけ高く
S→ミラー意識で最速
技構成:ムーンフォース シャドーボール テラバースト サイコショック

私の推しパラドックスであり神。

テラスタイプは当初はセグレイブとテラスを切り合って勝つための鋼であったが、
それよりはミラーで滅法強く出れたり、ハッサムのバレパンやセグレイブの礫を耐えて返り討ちにする動きで活きたと思う。

 

フェアリーテラスタルハバカミ使ってるやつ全員アホですよねー
ミラーは鋼テラスタルでカモってますwwwwwww
まじでよまれないwwwwwwww

 

調整は雑に組んだのでもっといい配分はあるはず。
一発耐えて2回動くことが重要ポケモンなので、最速かつHBに厚めに振った。
Cは結構削ったけど火力にそこまで困らなかったので正解だったとは思う。

強い人の記事を読んでるとさらに耐久を厚くしてる様子だったので、要検討。

③ヘイラッシャ@食べ残し 水テラス

性格:腕白
調整:HB252余りS
技構成:ウェーブタックル ボディプレス あくび 守る

最終日前日にほぼ初めて使い始めて、
レート爆盛りに貢献してくれた。

いざ使ったら練度足りなくて弱いんだろうなと思ってたけど、
今期こいつと敵として戦いすぎたのか自分でも結構上手く動かせて笑った。

物理受けはミトムやアーマーガアも試したけど、
結局このポケモンの役割範囲が偉すぎて替えが効かなかったし、
そのおかげでバトン軸や受けループにも対策が回せたのだと思う。

テラスタイプは急遽採用でピースがなかったので水。

技構成は、
相手を流せるあくび、体力管理や拘り対策に便利な守る、最大打点のウェーブタックルは確定で
残りは地震かボディプレスで悩んだが、ドドゲザンとよく対面したので後者にした。

(結局1発でギロチン当てられまくったので結果的に地震の方が良かった。)


④イダイナキバ@ブーストエナジー 地面テラス

性格:陽気
調整:DS252余りH
技構成:地震 インファイト 挑発 ビルド


素の数値とブーストエナジーのS上昇により対面性能を持ちつつ、
挑発ビルドにより崩しが行える画期的なポケモン

キョジオーンの強さは相手に単体パワーの弱い選出をさせることにあると思うが、
このポケモンキョジオーンが出てこなかったときも1体分の仕事ができるので、
露骨なメタに頼らず、選出択にならない点が良かった。

2Wはタイプ一致の地震インファイト
カイリューや飛行テラスを舐めた構成は考慮されず、
アーマーガアやミミズズなどで受けにきたところを起点にして崩せるのが強かった。

3タテ性能はあるがヘイラッシャやミトムやカイリューですぐに止まるので、優秀なクッションのいるこの構築との噛み合いはよくないかも。要検討枠。

 

⑤サーフゴー@拘りスカーフ 霊テラス

性格:臆病
調整:H100 C156 S252
H→臆病252ハバカミのシャドボ75%耐え
C→できるだけ高く
技構成:ゴールドラッシュ シャドーボール トリック 悪巧み

一家に一台ポケモン
基本的にはギミック構築や受けループ相手に選出するが、
器用なポケモンなのでスタンパにも出せる。

 

最悪ハバカミに突っ張っても言い訳できるように、臆病シャドボを高乱数で耐えるところまで耐久に割いた。

 

優秀な状態異常耐性と拘りトリックからの積技など
バトン軸や受けループをかき乱してくれるようなこのポケモンにしかできない動きをたくさんできる。
特に相手のクエスパトラはこいつで足止めすることを意識した。

ただこの枠はもうちょっといいポケモンを思いついたので、要検討枠。


⑥ドオー@黒いヘドロ 毒テラス

性格:慎重
調整:H156 B244 D108

HB→なるべく高く

HD→眼鏡ジバコに受け出しできる程度。
技構成:地震 ステルスロック あくび 自己再生

特殊受けのイメージが強いが、
HBに厚めに振ることでテツノブジンやミミッキュなどへあと投げできて、
HDに薄くてもジバコイルロトムへの役割は遂行できるので、
雑に投げられる汎用性の高いクッションに感じた。

特殊アタッカーのサイコショックが弱点だが、
拘り持ちのサイコショックはヘイラッシャの守るを絡めてシャットダウンできるなど、
特にヘイラッシャとの相性が良かった。

技構成は自分は毒を駆使した戦術を扱うのが苦手なので、
カバルドンと同じ動かし方ができるステロあくびにしたが、
結果的にセグレイブの起点作りができたので意図せず正解の道を歩んでいた。

セグレイブで相手のプランを崩した後で
ラッシャ+ドオーで詰ませる動きが強力。
個人的にはアマガドオーよりも安心して動かせる。

思った以上に強かったので、今期もセグカミラッシャとともに構築に入れて練度を上げていきたいポケモン

○反省点

・最終日付近寝不足すぎてプレミの応酬。

・ツツミとキノコの胞子重すぎ。

・流れ悪い時に勝ち急ぎすぎ。

今月は色々と他のことを頑張りたいのでポケモンは土日だけプレイします。軸は固まったし久々に肩の力を抜いて取り組んでみるので、良い効果が出ることを期待して程々に頑張ります。

SVでは過疎環境とか言われる前に最終2桁取りたい!!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

【ザシオーガ総括】

皆さんこんにちは。

ゆうた(アシレいぬ)です。

もうすぐSV発売ですね。

私は剣盾最後の追い込みで仲間大会に出まくっています。

 

そのうち昨日参加をしたGドラくん主催の仲間大会を最後に、GS(禁伝2体)ルールの対戦をすることもなくなったので、全シーズン一緒に戦ったザシオーガ軸について記念にまとめることにしました。

お前何回総括すんねんという話ですが、自己満足で記録に残すことを主目的としつつ、1人(欲を言えば30人くらい)でも読んでくれたら嬉しいなという気持ちです。

 

先日はカイオーガ総括(以下リンク)にて、これまで使ってきたカイオーガの型を中心に記事にまとめました。

https://m4hkmqy0esbsqvb.hatenablog.com/entry/2022/11/08/114049

 

今回もGSルールが始まったS27から時系列を追った形式としつつ、シーズンごとに使用したザシオーガ構築についてまとめたいと思います。

 

※どうでも良いですが、僕はザシアン+カイオーガの並びをオーガザシアンと呼ぶ派です。ただ、一般的な呼称はザシオーガになると思うので、本記事ではその通りに表記します。

また、【ザシオーガ総括】と偉そうに書いてますが、この軸の代表者顔をするつもりは一切ありません。Special thanksにも登場しますが、僕より強いザシオーガ使いがたくさんいることは痛いほどほど実感しております。

 

それではS27から振り返っていきます。

 

・S27(最終476位)

最初のシーズンは環境が全く分からず苦労した覚えがあります。

①とりあえず相棒カイオーガ

カイオーガと相性が良く雑に使っても強そうなザシアン

③相手のザシアン受けとして使い慣れているHBアッキサンダー

④ザシオーガばっかりいるだろうからその両方に強そうなすいすい珠ガマゲロゲ

みたいな感じで採用して、@2を入れ替えながら戦っていたと思います。

カイオーガは一番使いやすいとつげきチョッキ型で採用し、ザシアンはカイオーガの潮吹きを耐えるとおいしいのでHD型で、かつミラーに勝つために極力Sに振っていました。

というかザシアンを使うのほぼ初めてだったのでとりあえずHDって感じで、HSやHA調整のどこが強くてどこが弱いとか全く理解してませんでした。

 

@2はしっくり来なくて伸び悩んでいましたが、

くろこさんの動画で紹介されていたHDガオガエンを入れると、後にこのシーズンの覇権を取ったバドザシ軸に安定するようになり、とりあえずレート瞬間1900↑は達成できました。

ラス1は広い範囲で刺さりそうなマンムーを入れてたらしいです。

一応下に使用構築を貼っておきます。

Twitter遡ると最高194〇まで行ってたらしいけど全く記憶がない。)

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221116174413j:image

・S28(最終324位)

すみませんこのシーズンはS27以上に記憶がないです。

中盤までは調子よくて、2ロム1900は達成したんですが、最終日付近に勝ちきれずに1900↑に乗ったところで撤退したのは覚えてます。

多分S27と同じ並びを使ってました。

記憶が定かでない時点でそこまで突き詰めて考えれてなかったのだと思います。

ただ今振り返ると、ガマゲロゲがいることでザシオーガミラーやラキヌオーの並びには強く出れており、ガオガエンがいることでバドザシ軸への勝率も良かったので、そこで勝ちを拾って1900には乗せれていたのだと思います。

 

・S29(最終62位)

このシーズンは月末に合宿を予定しており、レート2000達成に向けて燃え滾っていたシーズンで、実際パーティを色々と改善しています。

S27.28からは以下のとおり変更を加えました。

①珠ガマゲロゲ→珠ランドロスに変更

ガマゲロゲが受け破壊の役割を持っており、ラキヌオーに強く出てくれていたのですが、この辺りで流行りだしたホウオウナットに苦労していたためです。

偶然の産物として、ランドロスガオガエンの威嚇撒きコンビが結成されたので、この2枚を安全にクルクル回すだけでネクロズマゼクロムを機能停止させることができるようになりました。

この時期はカイオーガの通りがすさまじく悪く、トリトドンを見たら投げないスタイルを取っていたので、特にネクロ絡みの構築にはザシアン+ランドロスガオガエンの3枚で戦えるようになっていたのが大きいです。

 

②ザシアンの性格を慎重に変更

自分の中では革命的な変更でした。

ここまでザシアンの努力値は臆病潮吹き耐えで振っていたですが、控えめチョッキ型で初手ダイマされると調整が無に帰してしまうんですよね。

実際この時は「相手のカイオーガはこちらのチョッキカイオーガで対面的に見る」人が多く、チョッキカイオーガを初手出しされることが多かったです。

そこで、「これ控え目雨ダイストリームまで耐えたらアドじゃない?」と考えて性格慎重にしました。

ダイストリームを1回耐えると2回巨獣斬を叩き込めるので(火力が貧弱で落とせはしませんが)、こちらのカイオーガのダイサンダー圏内に入れれます。

当時カイオーガはミラーでちょうど上を取れるように調整していたので、この動きがハマると無傷で2ターンダイマが残ったカイオーガを場に残しつつ2-2の状況を作ることができます。これでミラーの勝率がぐんと上がりました。

また他にも控え目イベルタルの珠ダイバーンを耐えたり、サンダーの珠ダイジェット+ダイサンダー(バーン採用は少なくてあまり押されなかった)を乱数で耐えたりと、イージーウィンを連発してくれました。

 

③ラキヌオー対策枠の採用

①でガマゲロゲランドロスにしたことで、ラキヌオーがきつくなったので、このシーズン以降はそれを崩せる答えを用意するようになりました。

S29では、ヌオーとの対面を作って引き際に零度を打つことができ、また他にも重かったウオノラゴン、ガマゲロゲトリトドンに強いアローラキュウコンを採用していました。正直この枠は諸説です。

 

パーティは以下の通りです。

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221116174516j:image

 

そんなこんなで初のレート2000&最終2桁を達成した思い入れのあるシーズンとなりました。

 

・S30(最終101位&150位)

このシーズンはS29の構築が無難に使いやすかったこともあり、ほとんど並びはいじってません。

ただアローラキュウコンの枠が綺麗じゃなかったので、水地面勢に強くてラキヌオーを崩せるポケモンを模索していました。

身代り零度ラプラスを使ったこともありましたが、ダイマしない前提で使うラプラスはザシアンに隙を見せすぎて零度の試行回数が稼げず、そもそも零度に頼る時点であまり良い期待値が取れないなと思い始めてました。

そこでふと思いついたのが、草技持ちのHB鉄壁ボディプレナットレイです。

ナットレイVSヌオー対面を作ると必ず草技はケアされるものの鉄壁→ボディプレの流れはケアされなかったので、物理格闘タイプでナットレイを見ている選出にはイージーウィンを取ることができ、無理な並びにも宿木サイクルでTODを仕掛けるオプションが作れました。

練度は要るものの零度に頼らない回答を見つけられたと思います。

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221116174600j:image

 

結果このシーズンは惜しくも最終2桁は逃してしまいましたが、2シーズン連続のレート2000を達成することができました。

 

・S31(最終857位)

このシーズンは一言で表すと苦労のシーズンでした。

まずテンプレのカイオーガがメタられすぎて、チョッキ型の採用を断念しました。

そして並のメタ程度であればゴリ押しで破壊できるであろう命の珠を持たせました。

この軸の師匠であるタクトさんが、めんどくさい相手を破壊できて使用感が良いと言っていたのがきっかけだったと思います。

併せて、

トリトドンを採用することで相手のカイオーガを対策でき、珠オーガが瞑想する起点を作れること。

・黒バドについてはトリルポリ2で切り返しができること。

を教えていただき、チョッキを外すことで多少重くなる点を補うことができました。

 

ちなみにこの時期あたりにザシアンは最速HSで使い始めました。

・チョッキオーガが減りまくっててHD調整を活かせる場面が減ったため

ガオガエンがいなくなったのでバドザシ軸とは対面的な試合になることや、トリトドンの加入によりザシオーガミラーでアッキサンダーの選出頻度が減るので、ザシアンミラーでは勝てる前提でプランを立てたかったため

です。

 

結果、以下の並びで瞬間1900↑まではたどり着けました。

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221116174804j:image

が、最終日前日にまた溶かしてしまいました。

 

そこで最終日専用に構築を練り直し、

ダイマ枠が珠オーガ一択になってしまうのが非常に窮屈であり、またムゲンダイナ絡みに運要素なしでは勝てる方法が見つからなかったことへの対策として

・珠ランドを復帰させ、カイオーガにはラムのみを持たせる。

・ザシアンにサイコファングを覚えさせる。

ことで、以下の通り「メタにはメタで返す」汎用性を捨てたパーティを完成させました。

※ラムのみ型は先に瞑想を積むと、(持ち物ががバレてなければ)トリトドンやラッキーに勝てます。ハピナスは無理。

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221116174848j:image

 

それでも結局は最高191〇止まりで最後溶かして終わってしまい、非常に悔しいシーズンになりました。

 

・S32(最終109位)

このシーズンは心機一転、新しい風を取り入れようということで、各軸に採用されて結果を残していたラッキーやヌオーを自分も使ってみることにしました。

また、前期のくろこさんの最終日動画でカイオーガ+ザシアン+テッカグヤでラキヌオーにTOD勝ちしているのを見て、受け寄りの並びを崩し切るだけでなく、ダメージレースで勝ちにいくオプションを持つのいいなと思い、真似してテッカグヤを採用しました。

それでパーティを色々試してるうちに、

バドザシ軸やザシオーガ軸→チョッキオーガ+最速ザシアン+襷エス

ホウオウナット→初手珠サンダーで半壊させてラッキーやテッカグヤTOD

ラキヌオー→挑発襷エスバで崩したり、テッカグヤ絡めてTOD

みたいな感じで環境トップへの戦い方が落ち着き、序盤でレート1800達成&葉桜オフでは本戦出場をすることができました。

この時のパーティは相手によって受け攻めの切り替えができるところがおしゃれで今でもお気に入りです。一応下に並びを貼っておきます。

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221117074458j:image

 

ですが一方で電気の一貫を切っていない欠陥構築であることと、当時猛威を振るっていたラキルギア系統やイベダイナゴチルメタモンの並びに勝てなかったので、程なくしてパーティは解散しました。

 

新しいパーティでは、

ラキルギア系統やイベダイナゴチルメタモンへの回答として、

HBゴツメオーガ+襷ドサイドンを採用しました。

HBゴツメオーガは、ギリギリカイオーガとしてのスペックを維持しつつ、剣舞ザシアンをメタモンにコピーされた後の切り返しの駒になれる点が強く、特にイベダイナゴチルメタモンのような並びにザシアンとともに採用しました。

(結果剣舞があってもダイナが若干きつかった。)

 

また襷ドサイドンについては、

・イベダイナゴチルメタモン相手にオーガザシアン@1として選出することで、オーガと同じくコピアンを無理矢理切り返す駒にもなり得て、ラス1物理イベルタルとのタイマンでも勝てること。

ラキルギア系統に強く、また炎技を採用することでホウオウナットの並びを破壊できること。

地震の乱数次第でザシアンに勝てて、またかみ砕くを採用することでラス1黒バド対面にも勝てること。

・ここまで切れていなかった電気の一貫を切ることができること。

などいくつも偉すぎるポイントがあり採用しました。

パーティ画像は行方不明なので割愛…。

 

ただしこの構築の欠点として、

HBオーガ+ドサイドンの並びがヌオーへ負荷があまりかけられず窮屈すぎました。

またザシオーガミラーも相手の取り巻き・選出次第では決して有利とは言えず、いわばその場の勢いでどうにか戦ってる感じになっていました。

そしてドサイドンがザシアンに勝ったとして、裏から出てくるイベルタルに無限にジェットの起点にされるのを見て、いよいよパーティに限界を感じて解散しました。

HBオーガて特殊イベルに強くはないですからね。。

 

こんな感じで色々試してる中で、「ザシアンと黒バド両方に仕事できるエスバ強くね?」となり、このシーズンはエスバ+ザシアン+スカーフオーガを主軸とした非常にシンプルな戦術に落ち着きました。

基本的に対面的なパーティであったものの、

・珠エスバ+水ウーラオスがいることで受け回しは崩せた

・A特化身代わり剣舞ザシアンが搦め手を駆使してくる相手にイージーウィンを連発できた

エスバの初手ダイマ+ラッキーやヌオーのTODが刺さった

あたりが強く、比較的広い範囲の並びに対応できたと思います。

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221116174919j:image

 

ただレート2000を達成するのは苦しい完成度だと感じていたので、最終2桁だけを目指して保存してしまい、最終109位という結果に終わりました。

 

 

・S33(最終73位)

長かったGSルールも最終章ということで、この月はモチベMaxで取り組みました。

元々シーズン中盤(確かポケリーグの時期)に差し掛かる前に、「HBゴツメオーガ硬かったな。これ持ち物を残飯にしたら強そうやな。」ということで、HB身代わり瞑想残型で採用しました。

実際このカイオーガの使用感がとても良く、また先月使用したHAザシアンの火力も手放したくなかったため、この2枚を軸に一度構築を組み立て直すことにしました。(これが20日前後のことだったと思います。)

 

具体的には、「環境に多い軸に対して脳内で3体選出して簡単に試合を回し、これなら勝てると思ったらOKという作業を順番にやって、総ポケモン6体に収まるようにする」ということをしていました。ここまで真剣に1から構築を作ったのは初めてでした。

実際にここで並べた6体を最終日まで使っているので、脳内シミュレーションの成果が出たと思います。

 

オーガザシアンに通りの良い珠サンダーや相手のザシアンへの引き先になれるゴツメヌオーに加え、

①バドザシには壁とまきびしのサポートで勝つためのクレッフィ

②黒バドや珠サンダーに後出しできて、ルギア・ルナアーラに強く、また技構成次第ではホウオウナットごと破壊できるバンギラス

など新戦力を迎えて、パーティが完成しました。(以下画像)

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221116175011j:image

 

環境に少ない軸はほとんど切っていたので、マッチング運で伸び悩むことはありましたが、最終日1900からわりと順調にレート2000を達成することができました。

最後だけはもう一度2000↑を取りたいと思っていたので、本当にうれしかったです。

ちなみにリボンオフ準優勝もこのパーティで達成しました。

 

・S36

ランクマサービスが実質終了して78年間の長い戦い()が始まったわけですが、私はリホウさん主催のガラルW杯でGSルールを担当していたため、普通に試運転として潜っていました。

この環境は当時と違って、試運転をするガチ勢と残りのサービスを楽しむエンジョイ勢が混在していて、かなりカオスだった印象です。

ガラルW杯もトーナメント方式の一発勝負ということなので、「当時の環境に寄せて作ったS33の構築よりも、こちらのコンセプトを押し通せる構築の方が良いな。」ということで、S31の最終日付近まで使っていた珠オーガ軸を使うことにしました。

厳密にはS33でタクト師匠が最終2桁前半を達成した並びを真似て作ったのですが、結果的にS31と酷似したという感じで、動かし方はだいたいわかっていました。

最後までS33の構築でいくか迷っていたことが本音ですが、ランクマの試運転で爆勝ちして速攻で瞬間1桁を達成できて感触が良かったことが決め手になりました。

 

ガラルW杯本番でも、個人戦績4-1でチームのベスト8進出に貢献できたのかなとは思っています。

 

・(Special Thanks)

・何度もザシオーガ軸の構築・立ち回りについてアドバイスをくれて、時にはザシオーガへの露骨なメタに対する愚痴で一緒に盛り上がってくれたタクトさん。

クレッフィの調整や動かし方を教えてくれて、それ以外にもザシオーガのあるあるや立ち回りを共有してくれたなみへいさん。

・ザシオーガに限界を感じていた時にDMで結果を出した構築の選出や立ち回りパターンを共有してくれたおろしぽんずさん。

・ザシオーガの相談に乗っていただけて、また育成モチベが枯れている中ラキヌオーを恵んでくれたはるちーさん。

・自分をきっかけにザシオーガを使ってくれて、オフなどで自分よりも良い結果を出して刺激を与えてくれたirukaくん。

・ザシオーガ鯖で一緒に対策を考えてくれた皆さん。

・自分をザシオーガの人と呼んでくれた皆さん、応援してくれた皆さん。

・GSルールを通じて一緒に戦ってくれたザシアンとカイオーガ

 

・終わりに

「なぜ全シーズンザシオーガ軸を使い続けたのですか?」と聞かれると、

・露骨なメタや向かい風にに負けるまいと意地になっていた

・今更禁止伝説枠を変えたところで勝てる自信がなかった

・採用理由愛

正直どれも当てはまるので明確に答えをひとつに絞ることはできません。

ただ唯一言えることは、今では全シーズンザシオーガ軸を貫き通して良かったと思っています。

 

GSルールは、

・運や嚙み合いの要素が強すぎ。

・普通に対戦環境として面白くない。

・そもそも7カ月が長すぎる。

など、批判的な見方をされることが多いと思いますが、

それでも自分にとっては思い入れのあるルールで、今振り返ってもこの7カ月間+αはかけがえのない思い出になっています。

 

少々長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

【カイオーガ 18シーズン総括】

皆さんこんにちは。

ゆうた(アシレいぬ)です。

剣盾ランクマッチも実質終了し、SV発売までの待機期間、いかがお過ごしでしょうか。

 

私は通勤電車なうですが、とても暇です。

この間に何か記事にできる題材がないか考えていたところ、禁伝環境で全シーズン使い続けたカイオーガの振り返りをしてみたくなったので、書いてみることにしました。

8世代総括記事と同様時系列を追って記していきます。(今回は簡潔にまとめられるように気をつけます。)

 

・S15〜S17(禁伝1体ルール①)

このルールの開始が剣盾を始めて4ヶ月目くらいのことなので、まだ初心者とも言える状況でした。

最強と謳われていたザシアンが上手く扱えなかったので、ルビサファキッズだしなんか強そうだからという理由で採用したのが彼との出会いです。

当時は火力にしか見ていなかったので、拘り眼鏡型、HDザシアンが増えてからは命の珠型で採用していました。

 

Sラインもどうせ速くないなら耐久に振ってやれということで、HCぶっぱだったと思います。

この3シーズンで初最終4桁からの初最終3桁まで達成できたこともあって、以後カイオーガなしのパーティは考えなくなりました。

 

・S21〜S23(ダイマなし禁伝1体ルール)

このルールでは拘りスカーフ、突撃チョッキなども持たせるようになりましたが、結局1番使っていたのは拘り眼鏡型です。

釣り交換で有利対面を作りまくって、火力を押し付けてました。

以前より成長したのは、Sラインを〇抜きまで意識して調整していた点です。

最終的には準速に近いくらいまで伸ばしていた記憶があります。

葉桜杯本戦出場、瞬間レート1970↑を達成するなど、「もう俺にはカイオーガしかいない」という気持ちでした。

 

・S24〜S26(禁伝1体ルール②)

ユーザーが減った&またダイマありでカイオーガを使えるということから、「今までより良い順位取ろう」と意気込んだシーズンでした。

この頃になると「カイオーガでいかに試合を決めるか」でなく、「構築単位の強さ」を意識していたので、撃ち合いに強くて幅広く役割を持てる突撃チョッキ型を使っていました。

調整はH76(余り)C252 S180(準速マンムー抜き)でした。

S26の最後だけはラッキーに負けすぎて、拘り眼鏡を持たせていた気がします。

レート1900&最終200位台は安定して取れるようになりました。

 

・S27〜S30(禁伝2体ルール)

S26までで1番使用感の良かった突撃チョッキ型で使ってました。やはりカイオーガの持ち物の中でチョッキが1番使いやすいと思います。

S29.S30はレート2000を達成できたので嬉しかった反面、カイオーガ単体で見ると、少しずつ通りが悪くなっているのを感じていました。

(特にトドンハピナスを見たら絶対選出しなかった。)

 

・S31

この環境で1番勝てなかったシーズンです。

まずテンプレのカイオーガ通りが悪すぎて、チョッキを捨てました。

シーズン終盤に採用した命の珠型で1900、最終日に採用したラムのみ型で1900を乗せましたが、溶かして終わってしまいました。

命の珠型は、瞑想を絡めることでラッキー、ハピナスナットレイ等を強引に崩せる破壊力があるものの、

ダイマする3ターンで試合を決める仕事をしないといけないこと

ダイマ後はほとんど役割を持てない)

・どうしてもカイオーガのワンマンチームになってしまうこと

に難しさを感じました。

 

ラムのみ型は、展開次第ではラッキー、トドンを倒せること、ヌオーのあくびループを逆に起点にできること、ジガルデや初手電磁波ポケモンにイージーウィンできる点が強かったです。

正直最終日はそこそこ刺さってました。

ただ、素の火力も耐久も物足りなく感じ、若干汎用性のなさを感じてしまいました。

実際珠ランドを採用したくて仕方なく持たせた持ち物って感じではありましたね。。

 

・S32

このシーズンはカイオーガの型を最も試行錯誤しました。

途中まで突撃チョッキ型で採用し、カイオーガ自体を通すのではなく、雨でテッカグヤのサポートをしていたと思います。

ラッキーも使い始め、くろこさんに憧れてTODしてました。

中盤は、当時流行っていたイベダイナゴチルメタモンに勝つために、自然に選出に組み込みながらも剣舞ザシアンをコピーされた時の切り返しもできるHBゴツメ型で使っていました。これはあと一歩しっくり来なかったです。

結局終盤は、珠エスバを軸としたパーティのスイープ役として、拘りスカーフ型で採用してました。

実はまともにスカーフ型を使ったのはこれが初めてです。

雑に使って強いと思いきや、綺麗に通すにはかなりお膳立てがいるので、ある程度練度がいる型に感じました。

 

・S33

序盤は拘りスカーフ型のまま使ってたんですが、中盤あたりで限界を感じたためまた持ち物を変えることにしました。

前期少し使っていたHB調整の耐久力は魅力的に思っていたので、持ち物を食べ残しに変えて、HB残飯型を使い始めました。

この使用感が良かったので、取り巻きを編成しながら最終日まで使い続けました。

HB残飯型は、水無効勢やラッキーへのストレスが少なく、また持ち前の耐久と残飯による場持ちの良さでサイクルの駒にもなれるところが強かったです。

一方で相手のパーティのカイオーガを見ると選出できないレベルで重いので、取り巻きを工夫する必要性がある点に難しさを感じました。

このルール最後のシーズンにレート2000&最終2桁を取れたので非常に良かったです。

 

・S34

禁伝幻環境です。

拘りスカーフを持たせてました。

特に深く考えず、ダイマ+ザシアン+スカーフオーガみたいなゴリゴリの対面選出をしてました。

 

・S35

ホウオウナット始め、受けられない火力でイージーウィンしたいという浅ましい考えから、拘り眼鏡型で採用しました。

気づけば眼鏡で始まり眼鏡で終わってましたね。

ザシアンの怖い顔等S操作技により弱点は解消できた部分はありますが、これまた何か足りなかったです。

拘り眼鏡型はイージーウィン性能は高いですが、対面的な試合ではかなり味方のサポートに依存しているように感じました。

 

・終わりに

数えると、計18シーズンの間、カイオーガを使い続けてたみたいです。

プレイしてた環境の18/24使ってるわけです。

私のポケモン人生そのものとも言えるくらいに一緒に戦ってくれたカイオーガには本当に感謝しています。今までありがとう。

 

そしてSVでは彼がいない環境で戦うことになります。

ダイマックスがなくなることもあって、また1から学び直しです。

今のところ9世代への志などはありませんが、経験上、いざ始まると必死に対戦頑張ってると思います。

カイオーガとはしばらくお別れですが、DCLが出たら、今より強くなって彼を迎え入れたいと思います。

 

以上カイオーガ総括でした。

お読みいただきありがとうございました!

 

 

【個体紹介】HD身代わり怖い顔ザシアン

 皆さんこんにちは。

 ゆうた(アシレいぬ)です。

 S35は終盤参戦からの最終日前にレート1910を達成し、ぜひ構築記事を出そうと準備しておりましたが、残念なことに思ったような結果が出ませんでした。

 最終日に構築の弱みが見つかってしまったので構築全体の紹介はお蔵入りとし、今回は特に活躍してくれたポケモンの個体解説を書くことにしました。ぜひお読みください。

 

 ちなみに前情報として、前期はグラザシオーガを基本選出とした対面構築を握っていて、

最高レートは194○

最終レートは1848で360位でした。

それでは早速紹介に移ります。

今回取り上げるのはHD身代わり怖い顔ザシアンです。

 

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103134642j:image@くちた剣

性格:いじっぱり 特性:ふとうの剣

調整:H252 A12 B20 D132 S92

技構成:巨獣斬 じゃれつく 身代わり 怖い顔 

Hぶっぱ

A 余り

B 特化巨獣+石火ほぼ確定耐え

D 臆病カイオーガの潮吹きを最高乱数以外耐え

S HDザシアン界でなるべく早く

 

 まず私は対面寄りの構築を使っていたのですが、そうなると単体パワーの高いこの環境では出し負けが致命的になります。

 具体的にはスカーフf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135129j:imageと対面したら上から縛られて超絶不利。

 ただし初手出さずにf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135151j:imageに先に展開を許すとかなりの不利展開を取ってしまうという択のような安定しない状況ができていました。

 そこでf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103134642j:imageの調整を臆病潮吹きを最高乱数以外耐えるHD型にすることで、初手出しを安定させることができました。

 

 さらに、身代わりを搭載することで遅いカイオーガディアルガと対面した場合も、ダイマ枯らし、電磁波シャットダウンをすることができ、何かしらアドを取れる仕事をしてくれました。

 

 また、怖い顔の採用意図ですが、

このf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103134642j:imageは、Sで負けているザシアンとのミラーについてはがっつり出し負けです。

 裏には眼鏡f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135129j:imageとチョッキf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135432j:imageを置いていることが多かったので、初手のミラーに負けると2体目まで削られてしまう非常に苦しい展開になります。

 そこで、特性発動順で負けていたら、怖い顔→巨獣という動きを取ることで、裏のポケモンで上から縛ることができようにしました。

 「出し負けを極端に減らせた上に、出し負けてからでもイーブンに近い展開に戻すことができる。」これが非常に大きかったと思います。

 また、黒バド相手も同様で、HDに振った副産物としてC+1アスビを耐えるので、怖い顔+巨獣+裏のポケモンで全抜き体制を防ぐことができました。

 もちろん展開有利を取れる動きではないですが、f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135151j:imageを選出せずとも黒バドにテンポを取らせない働きがとても強かったです。

 

 またこの構築は同じく出し負けが少ないチョッキf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135432j:imageから入ることも多かったのですが、出し負けであるf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135129j:imageとの対面ができた時は、晴れf:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103134642j:imageザシアン引きをしていました。スカーフ潮吹きなら30%くらい、眼鏡潮吹きでも40%強しか入りません。

 そうするとこの技構成が光ります。

 f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103134642j:imageのじゃれつくは無振りオーガに9割ほど入るので、

①裏に引かれる場合

→裏にじゃれつくを入れて負荷をかけられる(HBルギアには受けられますが、こいつが構築に初手グラードンは投げていないのでこの展開にはなりません。)

 

②スカーフの場合

→そのままじゃれで9割削って次のターン身代わりの起点にしながら突破する。

 無理矢理ダイマを切られても次の晴れストリームは余裕で耐えるので、ストリームを見てから身代わりを押してダイマターンを枯らし、裏のポケモンの圏内まで削って退場できる。

③眼鏡の場合

→上からじゃれが打てるので、そのまま居座られたら②と同様身代わりの起点、ダイマしてきた場合はじゃれ+巨獣で大幅に削って裏の圏内に入れて退場。

④それ以外の型の場合

→実際なかったけど晴れてるからとりあえず有利やろ(テキトー)

 こんな感じで特に②の動きを取れた時はほぼ勝ち確とも言えるルートでした。

 また身代わりを残しながらオーガを突破→死に出しからザシアンや黒バドを出された場合、上を取られていても身代わりを盾に怖い顔を絡めて眼鏡f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135129j:imageに繋ぐことができるので、相手に試合を返されることもほとんどなく安定してました。

 

※余談ですが、この怖い顔は最終日初手ダイマサンダーにもめちゃくちゃ活きました。

 

 ザシアンで削りきれなければ、裏の眼鏡オーガで縛りに行くというオプションが、シナジーも生んで立ち回りの幅も広がって強かったと思います。

以上、

・出し負けが極端に少ない。

・出し負けても展開をイーブンに戻す最低限の仕事をできる。

f:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135129j:imagef:id:m4HKmQy0ESbSQvb:20221103135432j:imageという中速高火力アタッカーとの相性が良い。

ことで大活躍してくれたザシアンの紹介でした。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

8世代総括記事(大感謝)

皆さんこんにちは。

ゆうた(アシレいぬ)と申します。

今回は僕の生活・人生を色々な意味で変えた剣盾、いわゆる8世代の総括記事を執筆することにしました。

思い入れの分だけボリューム満点になるかと思いますが、最後までお読みいただけると幸いです。

 

1 剣盾との出会い(終わりの始まり)

 ある日の居酒屋、高校時代の友人グループで「4人で何かswitchの共通のゲームやろうぜ」という話になり、色々候補は出たわけですが、自分含む3人は何となく育成等の知識があったことから、ポケットモンスター ソードを購入することになりました。

 これが2020年11月初旬のことなので、時期的には冠環境最初のシーズンだったようです。

 こうして私たち4人の(このあとすぐ1人になります。)ポケ廃生活が始まったのでした。 

 

2 初心者時代①

 私自身ポケモン対戦は、ORAS、USUMで育成(妥協して3Vとか)とバトルタワーをしていたくらいで、ネット対戦の経験は全くなく今回も仲間内で嗜む程度の気持ちでいました。

 といった具合なので最初はとにかく友人3人がライバルで、集まるごとにリーグ戦を行って順位を競っていましたね。青春だった。

 対戦内容は今思い返すと酷いもので、Gヒヒダルマナットレイに後出ししてジャイロで吹き飛ばされたり、エースバーンの前でGヒヒダルマダイマして普通にダイバーンで吹き飛ばされたり。これ見て「弱っw」で爆笑してたのも良き思い出です。

 

 ランクマッチはその試運転のつもりで始めてみましたが、当初は追加コンテンツも買ってない上にポケモン対戦というものがよくわかっていなかったため、ボコボコにされて顔を真っ赤にして「厨パ乙」って切れてました。

 そんなこんなで回数を重ねてるうちに友人たちがポケモンに飽き始めたので、冠3シーズン目は1人でランクマしてた気がします。今思うとアシレーヌとかランドロスとかボルトロスを使い始めてたので、もうだいぶ浸かり始めてますね。

 

3 初心者時代②

 ルールが変わって禁伝が1匹使えるようになった聞いたので、とりあえずザシアンを使ってパーティを組んでみたのですが上手く扱えず、ルビサファキッズだしなんか強そうだからという理由でカイオーガを使い始めました。これが相棒との出会いだったりします。

 カイオーガを入れてから瞬間31位を獲得するなど、雑に暴れるだけである程度勝てたので、彼のことが手放せなくなったのを覚えてます。

※全人類スカーフ巻いてる中、眼鏡掛けてラッキーとナットレイをカモにしてただけ。

 結果的にS15とS16で最終4桁前半を達成、S17では最終562位を獲得することができました。当時はTwitterのポケ垢なんてなく、狭い世界で生きていたため、俺めっちゃ強くなったわと思ってた。

 

4 仲間大会おもれー! 

 この時期あたりはもう友人たちもポケモンやってなかったんですが、ある日みんなで一緒に仲間大会というやつに出てみようという話になりました。

 景品受け取りとかもあるので、この時に軽い気持ちでTwitterでポケ垢を作りました。これが2021年の6月のことで、私の初代アイコンがロズレイドだったことを知っている人は最古参認定します。今思うとこれも自分にとっては大転機でしたね。

 これがきっかけで仲間大会にハマっていくわけです。カイオーガが使えなくなって冠環境に面白みを感じることができなくなってたのが大きかった。。

 予定を空けれそうな日は楽しそうな仲間大会を探してパーティ作ってを繰り返してて、このまま飽きるまで何となくポケモンを続けていくんだろうなと思っていました。

 仲間大会メインで活動してる方々と交流があるのもその名残があるからだと思います。この界隈事あるごとにランクマ勢VS仲間大会勢が勃発するから複雑だった。

 

5 強者の背中が見え始めたダイマなしルール

 そんなこんなで仲間大会メインでポケモン対戦をしている中で、ランクマの新ルール発表。

 なんと来月からはダイマックスが使えなくなるとのこと。。。

 正直ダイマのないポケモン対戦を楽しめる気がなかった私は、「まあ今期で引退かな」とぼやいていました。ランクマに対しては特に熱意や目標があったわけではなかったので、ルールが面白くないと憤慨してるわけではなく、どこか悟りを開いたテンションでした。

 

 そして皆さんお見込みのとおり、気が付いたらパーティを作り始めていました。

 どこかで見たくだりですが、このルール最強であるはずのザシアン軸を組みましたがいまいち安定せず、結局カイオーガを使ってました。

 とりあえずとんぼがえりで対面操作をして、眼鏡オーガの火力を押し付けてたのを覚えてます。確か最初のシーズンの終盤にこの戦い方を確立して、ギリ最終3桁を逃して悔しがってました。

(当時はよくわかっていなかったが、後から見返すとレート1900を達成していたらしい。)

 という感じでポケモン対戦を継続というかむしろ熱が入り始めていた私に、ある転機が訪れます。

 第48回葉桜杯の本戦に出場することができたのです。突破できたときは正直嚙み合った感、場違い感がすごかったですが、この大会の凄さは何となく知っていたので、舞い上がりました。(わんちゃん配信されるんじゃ…?って期待してた。)

 

 結果はなんとベスト4まで進出することができました。(配信卓は引けなかった。)

 決勝進出をかけた試合もかなり熱い試合ができたので、強い人たちとも程度戦えるんだと自信になったとともに、またこの舞台に立ちたい、もっと強くなりたいと思うようになりました。

 実際このシーズンは最高レート197○を達成しており、レート2000は凄いらしいみたいなざっくりとした認識は持っていたため、自分では「強者の背中が見えてきたぞ!」と思っていました。

 

 余談ですが、この頃の私の戦い方は、1点読み釣り交換のオンパレード、メタモン&ゴチルゼルでコピーキャッチプリキュアしまくってて、黒歴史といっても良いくらい酷いものでした。

 だから最高レートこそそれなりに高かったものの、最終順位は普通に2000位くらいまで溶かしてました。

 というわけで「強者の背中が見えてきた」は残念ながら錯覚だったわけですが、それでも手ごたえを感じることで高みを目指す欲が増した部分はあるので、自分にとっては思い入れのあるシリーズになっています。

 

 そんで振り返ると実際に背中が見えてきたのは、その後の竜王戦ダイマルールなのかなあと思ってます。

 この時のルール発表ではみんな確か、「またこのルールかよ…もうええて…ダイパリメイクやろ…」みたいなテンションだったんですよね。

 逆に僕は、「ダイマカイオーガまた使える!ユーザーも減るだろうし、今までより良い順位取るぞ!」みたいな感じで逆に意気込んでました。

 最初のシーズンは結構負けた記憶しかないんですが、2.3シーズン目は安定してレート1900↑&最終200位代を取れるようになっていたので、上位勢に近づくことができたのは実はこの時期な気がします。レート2000も結構意識してましたね。

 この時の成長を振り返ると、前ルールのような「択を制す」ような発想はなくして、安定して強い並びを探しながら構築をカスタマイズできていたと思います。

 あとはサブロムのTNアシレいぬを運用し始めたのもこの頃です。2ロム回せると順位が安定するようになりました。

 何となくその場で名付けた名前なんですが、有名強者の方々にはこちらで認知してもらうこともありましたし、SVではこれを本ロムTNにしようかと思っているくらいお気に入りです。

 

6 レート2000絶対取るぞ!

 さあ竜王戦環境も終わって私が1番の思い入れのあるGSルールが始まりました。

 僕個人「ザシアンがいたらな…」と何度も思ってたので、「このルールやばすぎw」といいつつ楽しみにしてました。

 実際始まってみると何が起きてるのかわからなくて困惑してたんですが、最初のシーズンはなんとか瞬間レート1900は達成できました。

 そして本記事何度目かの転機が訪れます。

 今日ポケチャンネルでランクマ最終日合宿なるものをやっていたのです。

 この神回を観てありえんほど刺激を受けた僕は、ギリポケモンに片足を残している友人に連絡をして、「4月の最終日GWだから、エアビーで宿取ってランクマ合宿やろう!」という話を持ちかけました。 

 友人が快く引き受けてくれた(彼は合宿所ではなんか指振りの仲間大会出てた。)ため、S29の最終日である4/30に合宿を行う予定を立てました。

 これまで最終日は遅くても夜3時くらいまでしか潜ったことなく初の朝までコースということで、「これを機に絶対2000取るぞ!!」と意気込みに意気込んでました。

 実際S28では2ロム1900、最高で1950近くは取れていたので、朝まで取り組めるならわんちゃんあるかなと思っていました。

 そしてS29もオーガザシアンの練度が高まって来てたこともあって順調にレートを伸ばし、1ロム1960、1ロム1910くらい用意して合宿スタート。

 そして早速20時くらいに1ロム宇宙へ飛ばし、1960のロムで涙目特攻したのを覚えてます。

 そこから一度は1830近くまでレートを溶かしたものの、深夜1時近くに鬼の連勝の流れが来て、無事1993まで辿り着くことができました。

 この時点で最終2桁は見えていてとりあえずシャワーを浴びて保存していたのですが、どうしても2000という数字が欲しくて意を決して潜りました。

 そして魂の1戦。ポケモン人生で1番武者震いしてました。

 まずは初手ザシアンVSゼルネアス(出し勝ちきたぁ!!)

剣舞を押したタイミングでナット引き(爆アド!!)

→噛み砕くで倒せないものの宿木避ける!!(きたぁ!!これ勝ったやろ!!)

みたいな感じで神様が豪運引かせてくれて勝つことができ、無事レート2000&最終2桁を達成しました。

 正直一度溶かしたこともあって苦しかったし何より結果に満足したので、これでランクマ生活にも一区切りしようと思っていました。

 

7 仲間達との出会い

 目標にしていた2000も達成したし、(正直この頃からプロポーズ・新生活のこととか考えてた)心置きなくランクマから離れようと思っていました。

 が、しかしここまでこれといってTwitterに友達がいなかった私の交友関係に確変が起きます。

・レート2000を達成してツイートを見てくれる方が増えたこと

・当時タメリプで一世を風靡していたS氏の師匠(笑)になったことをきっかけにたくさんの弟子ができたこと

・勇気を出して水御三家窓に入れていただいたこと

など、予想もしてないレベルでTwitter活動が賑やかになりました。

 正直下ネタとか恋愛系の話もあえてしないしようにしてたのですが、心を開ける人が増えてしまうと、自然と口走るようになってましたね。調子に乗って某18鯖を立ち上げたりもしました。

 そんなこんなでSNSで素を出せるようになったこともあってランクマ勢のみならず仲間大会勢の方とも仲を深めることができた期間でもあると思います。

 そして対戦面はというと、周りに感化される頻度も増え、のんびりエンジョイ勢をしてるわけにもいかずに気づいたらランクマに潜っていました。

 実際S30、S33でもレート2000を達成し、葉桜杯の本戦にも2回出場することができ、自分のポケモン人生では全盛期のルールになったと思います。

 10月のリボンオフではこのルールを担当して、チーム準優勝をすることもできました。本当に部活みたいで青春だった。

 

 正直禁伝2体は期間が長すぎたことも相まって人気のない環境だったかもしれません。

 それでも自分にとっては初めてレート2000&最終2桁を取ることができ、この7ヶ月で仲良くしていただける方もたくさんできたので、非常に思い入れのあるルールです。

 

8 終わりに

 ここまで長々と書き連ねて来ましたが、結局何が言いたいかというと、ポケットモンスター剣盾は最高のゲームで、それを通じてここまで仲良くしてくれた皆さんは最高の宝物です。

 正直ゲームにここまでハマった経験もSNSで知らない人と交流した経験も全くなかったので、25歳からこんなに人生を謳歌できるのかと本当に幸せな気持ちでいっぱいです。

 そして私ごとになりますが、10月から婚約者との新生活が始まっており、11月に入籍予定です。

 今後ポケモンSNSとの付き合い方がより一層難しくはなってきますが、9世代でもなんとか時間を作って対戦を楽しみながら皆さんとの交流をしていきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

 本当に長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました!!